19世紀から現代まで。フィンランド陶芸が大集合@目黒 | Numero TOKYO
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19世紀から現代まで。フィンランド陶芸が大集合@目黒

ルート・ブリュック 陶板『聖体祭』 1952-1953年/ アラビア製陶所 コレクション・カッコネン photo:Niclas Warius
ルート・ブリュック 陶板『聖体祭』 1952-1953年/ アラビア製陶所 コレクション・カッコネン photo:Niclas Warius

日本とフィンランドの外交関係樹立100周年を記念し、フィンランドの陶芸にフォーカスした日本初となる試みの展覧会を、目黒区美術館にて開催。その黎明期から1950、1960年代までを名作とともに巡る。7月14日(土)から。

19世紀末に流入したアーツ・アンド・クラフツ運動の影響を大きく受け、20世紀中期には世界的な潮流を生み出すまでとなったフィンランド工芸。既成概念にとらわれない豊かな表現は、世界中の人々を魅了している。

今回、日本とフィンランド外交関係樹立100周年を記念し、東京の目黒区美術館にて、フィンランド陶芸をテーマとした展覧会を開催。体系立てた展示は日本で初の試みとなる。

アルフレッド・ウィリアム・フィンチ 花瓶 1897-1902年/ アイリス工房 コレクション・カッコネン photo:Niclas Warius
アルフレッド・ウィリアム・フィンチ 花瓶 1897-1902年/ アイリス工房 コレクション・カッコネン photo:Niclas Warius

アラビア製陶所美術部門(1945年) photo: Arabia
アラビア製陶所美術部門(1945年) photo: Arabia

トイニ・ムオナ 筒花瓶  1940年代 / アラビア製陶所 コレクション・カッコネン photo:Niclas Warius
トイニ・ムオナ 筒花瓶 1940年代 / アラビア製陶所 コレクション・カッコネン photo:Niclas Warius

フィンランド陶芸が花開いた19世紀から、近隣諸国の影響を受けたアールデコ、日本でも人気のアラビア製陶所で制作された日用品、カイ・フランクらの食器セットまで。この夏はフィンランド陶芸の世界にどっぷり浸かって。

日本・フィンランド外交関係樹立 100 周年記念
「フィンランド陶芸―芸術家たちのユートピア」

会期/2018年7月14日(土)〜9月6日(木)
場所/目黒区美術館
住所/東京都目黒区目黒 2-4-36
時間/10:00〜18:00(最終入場は閉場30分前まで)
料金/一般 800(600)円、高大生・65 歳以上 600(500)円、小中生以下無料 ※障がいのある方は半額・その付添者 1 名は無料、()内は 20 名以上の団体料金 ※目黒区在住、在勤、在学の方は受付で証明書類を提示すると団体料金 (他の割引との併用不可)
休館/月曜日 ※7月16日(月・祝)は開館し、翌7月17日(火)は休館
電話/03-3714-1201
URL/www.mmat.jp

Text:Akane Naniwa

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