「Nike」ヴァージル・アブローとキム・ジョーンズによる2つのコレクション!
NIKEより「オフ-ホワイト(Off-White)」のヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)と、「ディオール オム(DIOR HOMME)」アーティスティック・ディレクターのキム・ジョーンズ(Kim Jones)による2つのコレクションが発表された。
ヴァージル・アブローは「フットボールの表現方法や歴史の素晴らしいところは、フットボールらしさというものが美的にも存在すること」と語っている。ヨーロッパのチームのユニフォームで、胸の部分に様々なスポンサーのロゴがプリントされている点にインスピレーションをうけ、今回のコレクションでは様々な文字をデザイン。 アイテムにはアブローが実際にプレーしていたときにつけていた背番号が使われ、チェコのユニフォームを参考にした白と黒のチェッカーボード柄のジャージ、ラインオンがドットで遊んでいるかのようなチームのロゴなども登場。
さらに、コレクションの起点となった「フライニット ズーム フライ」は、彼が手がけた「マーキュリアル」(2018年4月発売)のように、プレイヤーがボールを蹴る場所を伝えるべくドットがあしらわれている。
アブローによるコレクション「Nike X Off-White “Football, Mon Amour”」は2018年6月14日(木)に発売予定。
一方、 キム・ジョーンズによるコレクションは、試合のフィールドからフットボールを考えるのではなく、むしろその視点を打破することだという。ロンドンのキングスロードが栄えていた時代に思いをはせながら、ジョーンズはアバンギャルドな服作りにスポーツのテクノロジーを融合。「パンクの時代は、何よりもバランスが大事な時代で、着る人に力が与えられていた。当時の、自分で服を切って仕立て直して新しいものを作るという、DIYの発想にも刺激を受けた」とコメントしている。
そして、彼がデザインしたシューズは、「マーキュリアル」と彼が好きな3つのモデル「フットスケープ」、「ヴァンダル」、「エア マックス 97」をハイブリッド。それは「ある意味ではパンクを意識したもの」だという。
キム・ジョーンズのコレクション「NIKE X KIM JONES “FOOTBALL REIMAGINED”」は6月7日(木)から発売開始。
高校時代にヒップホップを聴きながらサッカーの試合に向かったというヴァージル・アブローの遊び心あふれるコレクションと、伝統的なフットボールウェアを元に、素材の切り方をかえることで体の見え方のバランスを変えたキム・ジョーンズ。それぞれのフットボールへの思いが表現されたコレクション、お見逃しなく!
Nike X Kim Jones “Football Reimagined”
発売日/2018年6月7日(木)
取扱い店/Nike.Com/Nikelab、Nikelab MA5、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(Dover Street Market Ginza)、その他一部の販売店
Nike X Off-White “Football, Mon Amour”
発売日/2018年6月14日(木)
取扱い店/Nike.Com/Nikelab、Nikelab MA5、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(Dover Street Market Ginza)、その他一部の販売店
Text:Hiromi Mikuni