Chim↑Pomがロンドンで個展を開催中。注目の新作も | Numero TOKYO
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Chim↑Pomがロンドンで個展を開催中。注目の新作も

©Chim ↑Pom, Image:Damian Griffiths  Courtesy of White Rainbow London
©Chim ↑Pom, Image:Damian Griffiths Courtesy of White Rainbow London

6人組のアートコレクティブ・Chim↑Pomの展覧会が、ロンドンにあるギャラリー、White Rainbowにて開催中。日本でも注目を集めた「道プロジェクト」の新作が発表されるなど、今回もさらなる話題を呼びそうだ。

©Chim ↑Pom, Image:Damian Griffiths  Courtesy of White Rainbow London
©Chim ↑Pom, Image:Damian Griffiths Courtesy of White Rainbow London
現代社会にまなざしを向けた作品を発表し続け、現代アート界でも常に異彩を放つ6人組のアートコレクティブ・Chim↑Pom。5月17日(木)からは、ロンドンにあるギャラリー、White Rainbowにて個展「Why Open?」を開催中だ。 この展覧会タイトルは、2014年に1ヶ月間にわたり立法院の中を占拠した台湾の学生運動「サンフラワームーブメント」の参加者たちに彼らがインタビューした際、目にした奇妙な光景に由来しているという。
©Chim ↑Pom, Image:Damian Griffiths  Courtesy of White Rainbow Lond
©Chim ↑Pom, Image:Damian Griffiths Courtesy of White Rainbow Lond
©Chim ↑Pom, Image:Damian Griffiths  Courtesy of White Rainbow London
©Chim ↑Pom, Image:Damian Griffiths Courtesy of White Rainbow London

本展では、そこから着想された作品が公開。昨年、高円寺のキタコレビルで開催された個展「道が拓ける」や、Asian Art Biennial 2017で試みた200メートルに及ぶ「道」の大作などで話題を集めた、「道プロジェクト」の最新インスタレーションを発表。
さらに福島の帰還困難区域へのリンクを図る「Silent Bells」、メンバーの一人・エリイのアメリカ入国問題をテーマにしたメキシコでのプロジェクトや、マンホールをモチーフにした新作など、盛りだくさんの内容だ。

Chim↑Pomが近年取り組んできた、さまざまな「パブリック」や「ボーダー」に関する作品が展示される。日本にいながらでも、その動向はチェックはぜひチェックしたい!

Chim↑Pom展「Why Open?」
会期/2018年5月17日(木)~7月7日(土)
会場/White Rainbow
住所/47 Mortimer Street, London
時間/11:00〜19:00
休館/月・土・日、祝日※会期最終日の土曜日は開館
TEL/+44(0)20 7637 1050
URL/www.white-rainbow.art

Text:Akane Naniwa

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