中目黒「天婦羅 みやしろ」で驚きに満ちた天ぷら体験を!
日本の伝統食である天ぷらの新しい楽しみ方を提案する「天婦羅 みやしろ」が、2018年5月12日(土)中目黒にオープン。隠れ家のような店で、モダンな天ぷら料理を堪能!
初めて来た人は、戸惑うかもしれない。看板も表札もなく郵便ポストに「みやしろ」とだけあるその店は、築100年の長屋を改装した風情ある外観。扉を開けると、洗練された和モダンな内装にカウンター8席のアットホームな空間が広がる。 ディナーは、全19品からなる「おまかせコース」(¥18,000)のみ。店主が厳選したそのとき一番質の良い素材から、お造りと天ぷらをバランスよく組み合わせたメニューを提供する。
まず始めにいただくのは、「かますの棒寿司」、「合鴨ロース煮」、「蓴菜酢 うるい浸し」、「天豆艶煮」、「姫栄螺旨煮」、「鮎 魚女葛打ち 蕨木の芽」などの「先付け」。和食のプロである店主、宮代直亮の腕が存分に発揮されている。
「鮪 泡醤油 わさび」
天ぷらは、肉汁を閉じ込めるように大葉を巻いて揚げる「和牛フィレ」や、「雲丹大葉」、「鯵なめろう」など、職人技が光るひと手間かかった一品のオンパレード。サクッと軽い食感に食材の旨味が口に広がり、ひと口ひと口が惜しく感じてしまうほど。
「和牛フィレ」
「雲丹大葉」
「アスパラ」
天ぷら料理店というと、油の匂いが気になるという人も多いはず。こちらの店は油を上に吸い上げる設備なので、匂いが全く気にならないのが女性にとって嬉しいポイント。
天丼を少しだけ味わいたいという気持ちを叶えてくれる、サプライズメニューの「海老のり巻き」も!
〆には、昆布だしの効いたトマトリゾット風の「天ばら」を。肩肘の張らない、どこかほっとする新しいスタイルのメニューが心をほぐしてくれる。
「天ばら」
さらにお酒好きにはたまらないことに、日本酒やワイン、シャンパンは全17種類以上を常備。食材に合わせて毎月厳選しているという、充実のラインナップだ。
ディナーはもちろん、ランチタイムにも訪れてみたい。その目当ては、身が厚いブラックタイガーをふんだんに使用した「かき揚げ丼」。
「かき揚げ丼」(¥1,800)※ランチタイム限定
どこか堅苦しい雰囲気のある天ぷらを、サプライズな趣向を凝らした料理でもっと身近に楽しむことができるはず。入口から出口まで、心もお腹も満たしてくれる時間を堪能して。
天婦羅 みやしろ
住所/東京都目黒区上目黒2-18-11
時間/11:30〜14:00(限定食のため、なくなりしだい終了)、17:30〜23:00
定休日/日曜日
席数/8席 ※個室あり(4名1部屋)
TEL/03-6452-2808
URL/www.miyashiro.tokyo
Text:Yukiko Shinto