ベルトラン・ラヴィエ個展 @エスパス ルイ・ヴィトン東京 | Numero TOKYO
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ベルトラン・ラヴィエ個展 @エスパス ルイ・ヴィトン東京

『ツァンカーの上にラ・ボッカ』(2005年) Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton © Adagp, Paris 2018
『ツァンカーの上にラ・ボッカ』(2005年) Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton © Adagp, Paris 2018

エスパス ルイ・ヴィトン東京にて、フランス人アーティスト、ベルトラン・ラヴィエの個展が開催されている。会期延長となり、11月4日(日)まで。

東京・表参道のアートスペース、エスパス ルイ・ヴィトンにて、ベルトラン・ラヴィエによる展覧会「Medley」が開催されている。本展は、フランス・パリにあるルイ・ヴィトン財団の美術館「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」が所有するコレクションのうち未公開の作品を、世界各地のエスパス ルイ・ヴィトンで紹介するプロジェクトの一環として企画されたもの。このたびは、ラヴィエの作品から厳選された作品7点が展示され、彼の様々な作風を目にすることができる機会となっている。

『アトミウム、ディテール No. 10』(2007年) Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton © Adagp, Paris 2018
『アトミウム、ディテール No. 10』(2007年) Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton © Adagp, Paris 2018


『ウォルト・ディズニー・プロダクションズ 1947-2013 No.2』(2013年) Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton © Adagp, Paris 2018

ラヴィエは、ヴェルサイユの国立高等園芸学校にて園芸を学んだ後、1970年代初頭からアーティスト活動を開始。絵画と彫刻、描写と抽象、生活と芸術の関係を考察し、日常的な「物」を台座に置いた作品などで知られている。マルセル・デュシャンの影響によるレディ・メイド(既製品)の精神、ポップアートの大衆文化的イメージ、ありふれた要素を用いたヌーヴォー・レアリスム的な手法など、ジャンルや原理原則、素材のミックスによって生まれるラヴィエの作品によって、私たちがもっている物の見方や、慣れ親しんできた芸術の解釈法は揺るがされてしまいそう。

貴重な未公開作品を見ることができるこの機会、ぜひ会場に足を運んでみて。

Medley
会期/〜2018年11月4日(日)
会場/エスパス ルイ・ヴィトン東京
住所/東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン 表参道店 7階
入場料/無料
時間/12:00〜20:00
休館/ルイ・ヴィトン表参道店に準ずる
TEL/0120-00-1854
URL/www.espacelouisvuittontokyo.com/

Text : Manami Abe

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