新しい展覧会シリーズ「DOTing KYOTO」。第1弾は田中和人の個展
美術史に新たな”点”を穿つようなアーティストを紹介していくというコンセプトのもと、京都で新設された展覧会シリーズ「DOTing KYOTO (ドッティングキョウト)」。その第1弾として、アーティスト田中和人の個展が開催中だ。
田中は使い古され誰しもが固有のイメージを投影してしまう ”花” というモチーフを敢えて用い、ドローイングと写真を組み合わせるアプローチで、イメージを保持したまま抽象化する手法に挑む。鑑賞者は作品を前に、見慣れた ”花” が新たな対象として意識化されるのを感じるだろう。関西では4年ぶりの個展となる本展では、東京で発表された大作も含めた約15点を展示予定だ。
展示会場は、京都の文化エリア岡崎に昨年オープンした「smart center 京都, the garden」および、併設のカフェ「dot. S」。メルセデス生まれのシティ・コンパクトカー、「smart」のブランド拠点として試乗等ができるほか、洗練された空間でコーヒーや軽食を楽しむことができるスペースだ。
朝8時から入場できるのも嬉しいポイント。美味しいコーヒーをいただきつつ、作品を鑑賞してはいかがだろうか。
DOTing KYOTO vol.01 Kazuhito TANAKA
solo exhibition 「pLastic_fLowers」
会期/2018年3月3日(土)〜6月10日(日)
会場/dot.S, smart center 京都, the garden
休館日/水曜
住所/京都府京都市左京区岡崎南御所町20
時間/ 8:00〜18:00
URL/www.smartcenter-kyoto.jp
主催/株式会社マツシマホールディングス
Text:Ai Kiyabu