パトリック・シュワルツェネッガー、父アーノルドとの共演を希望
パトリック・シュワルツェネッガー(Patrick Schwarzenegger)が父アーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Alois Schwarzenegger)との共演を希望しているようだ。
アーノルドと元妻マリア・シュライバー(Maria Shriver)を両親に持つパトリックは、『タイヨウのうた』のハリウッド版であるベラ・ソーン(Bella Thorne)と共演の初主演作『ミッドナイト・サン タイヨウのうた』が公開されるところだが、ボディビルダーから世界的な映画スターへと転身を図るためオーストリアからアメリカへと渡って成功を収めた父のように、大スターになることを目指しているのだという。
パトリックは親の七光りというだけではないところを証明しようと、現在は父との仕事は意図的に避けているというが、将来的には共演してみたいと思っているようだ。
ニューヨーク・ポスト紙とのインタビューでパトリックはこう語る。「人生で簡単なことなんてない。うちの父はそれを何よりも先に口にするね。得られなかった役はたくさんあるけど、泣き言は言わないよ。とにかく頑張るしかない。父はすごく前向きなんだ。今は父から意図的に離れようとしてる。父の映画に出ようとはしていないよ。いつか一緒にやれたらいいけど、今はとにかく一生懸命やっているところだからさ」。
幼少の頃、ドラマに出たのをきっかけに演技の道に興味を抱くようになったというパトリックは、父にセリフの練習を手伝ってもらった良い思い出もあるそうで、「ずっと俳優にはなりたかった。演技のクラスではいつも新しい劇をやっていたものさ。パートナーを与えられて、大量のシーンをやる。両親とも練習したな。セリフを父とやりとりしたりね。父には毎朝現場に連れて行かれた。父のトレーラーで寝たり、メイク室について行ったりね。そうやって育ったし、すごく興味も持った。10歳くらいの頃に父が僕を映画に出させたんだ。僕の初仕事さ。アダム・サンドラーの『がんばれ!ベンチウォーマーズ』で父が端役を見つけてきてくれたんだ」と当時を振り返った。