マーゴット・ロビー、アカデミー賞式典中自らドレスを縫い直す | Numero TOKYO
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マーゴット・ロビー、アカデミー賞式典中自らドレスを縫い直す

マーゴット・ロビー(Margot Robbie)が第90回アカデミー賞授賞式中、ほつれた自分のドレスを修繕していたという。

©BANG Media Internationa
©BANG Media Internationa
今回、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』で主演女優賞にノミネートされていたマーゴットは、会場のロサンゼルスにあるドルビー・シアターのレッドカーペットにビーズのストラップが施されたシャネルの白いオートクチュールのドレスを身に纏い登場した。しかし式中、その装飾が施されたストラップが外れてしまうというトラブルに見舞われていたというが、マーゴットはアシスタントから借りた裁縫道具でドレスを自ら縫い合わせたのだという。その後ピープル誌に「ちゃんと直してもらう時間がなんてなかったもの!」と明かした。 そのインタビューの際、同じく主演女優賞にノミネートされていたサリー・ホーキンスも自身のプリーツドレスからスパンコールが取れてきているとマーゴットに打ち明けていた。

また、マーゴットのドレスは14人がかりで計600時間以上を要して制作されたようで、クリスタルでできたチューブに2つの椿の花をあしらった刺繍がされた例のストラップに550時間、ドレス自体に更に130時間がかかったという。

マーゴットのスタイリスト、ケイト・ヤングはインスタイル誌に今回の衣装について、「(ストラップの)刺繍が未来的で好きだわ。刺繍ってちょっと歳を召した女性イメージに取られることもあるけど、今回は使用したかったの。クールな感じが出ると思ってね」と話し、他にも長時間の同式典でも快適に着続けられるものをと「ドレスは、着ている人に衣装を身に着けていると思わせてはだめ。クチュールというのはその人とその体型に合わせたものを作るということ。手が込んだものではあっても、着心地の良いものでなくてはいけないわ。だから今回は彼女が縛りつけたり、着づらそうに見えるものではなくリアルでエレガントに見えるものを目指したの」と続けた。

そして、そのドレスは、シャネルのアクセサリーで彩られることとなったが、これはオリジナルの構想とは異なっていたことをケイトは明かしている。「当初は時代を超えた魅力を持つエレガントで大きな、光り輝くダイヤモンドを思い描いていたわ」「けれど実際その大きなイヤリングをドレスと合わせたら、しっくりこなかったの。もっと小さくてこじんまりとした、私物の個性的なダイヤモンドに変更したの。小さなハギーイヤリングとシャネルのダイヤモンドスターにね」

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