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二階堂ふみ主演で映画化!岡崎京子の衝撃作『リバーズ・エッジ』が甦る!

90年代に発表された岡崎京子原作の漫画『リバーズ・エッジ』を、主演に二階堂ふみを迎え、主題歌を小沢健二が手がけ、行定勲監督が実写映画化。2月16日より公開中だ。

そもそも作者である、岡崎京子は、漫画界のオルタナとも言える、レジェンド的な存在だ。繰り返されるリアルなセックスと暴力、日常を生きることの違和感といった、若者の揺らぐ心、刹那的なリアルとシュールリアルなファンタジーが共存する独特な世界観を描いてきた。そして、『pink』『東京ガールズブラボー』『ヘルタースケルター』などの名作を残すも、1995年に交通事故に遭い、断筆を余儀なくされ、現在も療養中の身である。とはいえ、彼女の生み出した作品は今なお支持され、さらにミレニアル世代たちの心もしっかりと掴んでいるのだ。

そんな岡崎京子の代表作のひとつが、映画の原作となった『リバーズ・エッジ』。1993〜94年、当時のガールズカルチャーを体現していたファッション誌『CUTiE』で連載され、90年代の青春漫画の金字塔として語り継がれている作品だ。

『リバーズ・エッジ』サブ4
『リバーズ・エッジ』サブ4

自由に生きようとする今時の女子高生・若草ハルナ(二階堂ふみ)を中心に、執拗なイジメに遭い、河原の死体が秘密の宝物だという同性愛者のイケメン山田(吉沢亮)、死体の存在を共有するモデル・吉川こずえ(SUMIRE)、横暴で寂しがり屋なハルナの恋人で、山田をイジメる観音崎(上杉柊平)、山田への異常な愛を加速させる田島カンナなど、ほかにも『リバーズ・エッジ』に登場する人物たちは、みんな何かしら心のアンバランスややるせなさを抱えて生きている。愛と暴力、生と死、欲望と焦燥感が入り混じった痛々しいまでの物語だ。

さらに、映画に彩りを与える音楽にも注目! 岡崎京子にとっての「王子さま」であり、長年にわたり、公私ともに親交の深い、盟友・小沢健二が主題歌を書き下ろした。そこに、二階堂ふみ、吉沢亮がフィーチャリングとして参加するという、夢のコラボレーションも実現。

過激な内容と描写で、若者たち特有の青春を生々しく、生き生きと描いた、20年以上の時を経ても色褪せない、岡崎京子ワールドを、原作を読んだことのある人もない人も、映画を通して体感してほしい。

映画『リバーズ・エッジ』 主題歌「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」入り予告編

『リバーズ・エッジ』
監督/行定勲
出演/二階堂ふみ、吉沢亮、上杉柊平、SUMIRE ほか
原作/岡崎京子(『リバーズ・エッジ』宝島社)
URL/movie-riversedge.jp
TOHOシネマズ新宿ほか全国公開中
© 2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社

二階堂ふみのインタビューはこちら

Text:Masumi Sasaki

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