十代目松本幸四郎 襲名記念 野村佐紀子による写真展
十代目松本幸四郎を被写体とした、写真家・野村佐紀子の写真展「残夢」が開催されている。東京・銀座の「AKIO NAGASAWA GALLERY」にて2月25日(日)まで。
小誌「ヌメロ・トウキョウ(Numèro TOKYO)」2018年1・2月合併号の連載ページ「男の利き手」に登場し、襲名前の心境と思いを語ってくれた市川染五郎改め十代目松本幸四郎。 17年間にわたって、七代目市川染五郎(当時)の舞台と舞台裏を撮影し続けた、写真家・野村佐紀子による写真展 「残夢」が開催されている。 1991年から荒木経惟に師事し、男性のヌード写真を中心とした作品で知られている野村佐紀子。本展では、歌舞伎の世界をあえてモノクロで表現し、染五郎が演じた役の表情や動きを通して“役の本質”を浮かび上がらせている。
また、AKIO NAGASAWA GALLERYはこのたび、青山にも新しくギャラリーをオープン。こけら落としとして、森山大道の写真展が開催中だ。同ギャラリーが発行する、森山大道の私家版写真誌『記録』より作品を展示する。
こちらもお見逃しなく。
©️Daido Moriyama Photo Foundation
Courtesy of Akio Nagasawa Gallery
森山大道「記録35+36号」展の開催は2月24日(土)まで
十代目松本幸四郎襲名披露記念写真展「残夢」
会期/2018年2月1日(木)〜2月25日(日)
会場/AKIO NAGASAWA GALLERY(銀座)
住所/東京都中央区銀座4-9-5 銀昭ビル6F
入場料/無料
時間/11:00〜19:00
休廊日/月・火曜日
TEL/03-6264-3670
URL/www.akionagasawa.com/jp/
Text : Manami Abe