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草間彌生の”祝幕”が彩る! 高麗屋三代襲名披露「二月大歌舞伎」

左・草間彌生、右・十代目松本幸四郎

松本幸四郎改め二代目松本白鸚(はくおう)、市川染五郎改め十代目松本幸四郎、松本金太郎改め八代目市川染五郎)、三代襲名披露興行となる「二月大歌舞伎」のために、草間彌生がデザインした「祝幕」、2月1日の開幕に先立ち、お披露目された。

Text:Hiromi Mikuni

松本幸四郎改め二代目松本白鸚(はくおう)、市川染五郎改め十代目松本幸四郎、松本金太郎改め八代目市川染五郎と、高麗屋三代襲名披露興行となる「二月大歌舞伎」が2018年2月1日(木)から25日(日)まで行われる。歌舞伎座といえば、黒、柿、萌葱の「定式幕(じょうしきまく)」のイメージだが、襲名披露興行などには、特別な引き幕「祝幕」が使用される。今回は親交のある中野道代さんの提供により、草間彌生デザインによる「祝幕」が登場する。

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歌舞伎座「二月大歌舞伎」祝幕完成イメージ ©YAYOI KUSAMA ⓒ松竹

祝幕のテーマは「愛を持って人生を語ろう」。高さ7.1m×幅30.3mの幕に、草間彌生の大型絵画作品『わが永遠の魂』の中から2017年に制作された3点が並んでいる。草間彌生の絵画のみがプリントされ、このように大きな幕になるのは世界で初めてだという。
松本幸四郎は「20年ぐらい前に一度お会いしたことがございますが、それより以前から先生の作品が大好きでございました。草間先生の作品は洗練された美しさというものをとても感じました。それはなにか私がしております歌舞伎と、とても共通するものがあるのではないかと感じました」と語っている。
そうして、松本は草間に手紙をしたため「襲名披露興行にあたりお力をいただきたい、先生の作品をかけさせていただくことで、それをエネルギーに、一生に一度の大きな興行を勤めきりたい」と依頼したという。

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草間彌生©YAYOI KUSAMA

草間からは「この度の襲名の素晴らしさに世界中の人々が心を打たれております。これからのあなたに人生のすべてを開拓してゆく事を心からお祝い致します。」とメッセージが届いている。
祝幕は2月25日まで舞台で披露される。三代襲名披露興行となる貴重な「二月大歌舞伎」、お見逃しなく!

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『一條大蔵譚』一條大蔵長成=染五郎改め松本幸四郎(撮影:加藤孝)

「二月大歌舞伎」
日時/2018年2月1日(木)~25日(日)
昼の部 午前11時~、夜の部 午後4時30分~ 
※貸切 12日(月)夜の部 ※幕見席は営業
会場/歌舞伎座
URL/www.kabuki-bito.jp

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