Culture / Lifestyle
宮崎県に拠点を置き、制作活動を続ける宮城壮一郎は、15歳から漆工芸の世界に飛び込み、彫刻などに加え現在では文化財の修復なども手掛ける注目の漆作家。
塗りと研磨を何度も繰り返し、一つ一つ丁寧に仕上げられる漆器。すべてが自然物から成り、「1000年は緩まない」と言われている。彼が生み出す艶のない漆仕事には、伝統工芸の技とモダンな感覚が生かされており、凛とした緊張感を放ちながらも、手に取るとそこに潜んだ温かみを感じることができる。
宮城壮一郎の漆作品が揃う「重ねる仕事」展Graphpaperにて開催
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神宮前「Graphpaper」にて、2017年12月9日(土)から 26日(火)まで、 漆作家の宮城壮一郎による「重ねる仕事」展が開催される。
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今回の企画展では、重箱や皿など、大小さまざまな器が揃う。丁寧に作り上げられた宮城壮一郎の漆作品に出会えるチャンス。ぜひお気に入りの漆作品で華やかな新年を迎えて。
宮城 壮一郎 “重ねる仕事”
期間/2017年12月9日(土)〜12月26日(火) ※月曜休み ※25日(月)のみ営業
場所/Graphpaper (グラフペーパー)
住所/東京都渋谷区神宮前5-36-6 KARIマンション1A/2D
TEL/03-6418-9402
営業時間/12:00〜20:00
URL/www.graphpaper-tokyo.com
Text:Hiromi Mikuni