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Culture Art

「装飾は流転する」@東京都庭園美術館

東京都庭園美術館(東京・目黒)にて、展覧会「装飾は流転する 「今」と向きあう7つの方法」が開催中。7組のアーティストによる 「装飾」をキーワードにした作品が集まった。

Text:Sayaka Ito

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山縣良和《writtenafterwards – flowers II》2017年AWコレクション Photo: Kenshu Shintsubo

受け継がれる装飾から見えてくるもの

人類とともに存在してきた「装飾」は時代とともに新しい意味を伴い、変化を繰り返して生き残ってきた。そんな「装飾」からどんな現実や価値観が見えてくるのか…。

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ヴィム・デルヴォワ 《無題(タイヤ)》2007年 作家蔵 ©Studio Wim Delvoye, Belgium

今回、年齢も国籍もジャンルもバラバラのアーティスト7組が参加する。消費社会を象徴する挑発的なプロジェクトで世界的に知られるヴィム・デルヴォワ、フィールドワークやワークショップを通じて、参加型のプロジェクトを数多く手がける山本麻紀子、建築のディテールをシリコーンラバーでそのまま写しとり、家具や彫刻に生まれ変わらせるニンケ・コスター、「writtenafterwards (リトゥンアフターワーズ)」を主宰し、「装うこと」の意義や起源自体を問う作品で、ファッション業界のみならずカルチャーシーン全般で注目を浴びる山縣良和、他にも高田安規子・政子、アラヤー・ラートチャムルーンスック、 コア・ポアら、注目のアーティストたちだ。

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ニンケ・コスター《時のエレメント》2015年 Photo: David in den Bosch

彼らはまったく異なる時代や価値観を対峙させたり、実際には存在しない世界を思い描いたり、日常生活の中の装飾を読み取ろうとしたりしている。彼らの試みを見るとき、私たちは何を思うだろうか。それは「今」を理解するためのヒントになっているに違いない。

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高田安規子・政子《凱旋門》2014年 Photo:伊奈英次

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コア・ポア《聖なる山》2014年

装飾は流転する
「今」と向きあう7つの方法

会期/2017年11月18日(土)〜2018年2月25日(日)
会場/東京都庭園美術館
住所/東京都港区白金台5-21-9
問い合わせ/03-5777-8600(ハローダイヤル)
休館日/第2・第4水曜、12/27〜1/4
開館時間/10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)  
URL/http://www.teien-art-museum.ne.jp/

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