「Proenza Schouler」初のカジュアルラインがデビュー
「プロエンザ スクーラー(Proenza Schouler)」 から、ウェアの新ライン「PSWL」がデビュー。ブランドが長年かけて作り続けてきた過去のアーカイブを、さらに深く掘り下げたコレクションを展開する。
レディトゥウェアの拡張版としてスタートする「PSWL」は、過去のアーカイブのデニムやスウェットシャツ、カジュアルなアウターウェアを掘り下げて再構築。ブランド名は、“Proenza Schouler’s white label”の頭文字を取って付けられた。商品のタグは、レディトゥウェアが、黒のサテンにブルーのジャカードのロゴを使用しているのに対し、「PSWL」は白のコットンにブラックのロゴをプリント。
コレクションは、スケートブランドのパウェル・ペラルタのビデオや、フランス人アーティスト、ギイ・ドウ・クォンテのグラフィックワーク、ハーモニー・コリンズなど、過去にコラボレートしたアーティストの作品を参照して、ワードローブを構成している。ちなみに、ビジュアルイメージのモデルを務めるのは、クロエ・セヴェニーというのも注目!T-シャツやスウェットが27,000円から、デニムとトラウザーが37,000円から、アウターが73,000円からと、価格帯が手ごろなのが魅力だ。
新コレクション発表に関して、「プロエンザ スクーラー」デザイナーのジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデスは、「私たちは長年、周りの友人や目の肥えたお客様に響く、ハイエンドなものと日常のワードローブをミックスしたバランスのよいコレクションを作ることを目標としていました。私たちも、カジュアルなライフスタイルを送っているし、多くの女性も最近はカジュアルな格好をしています。今まで手がけてきた洗練されたコレクションは継続しながらも、よりリラックスしたカジュアルウェアを提案できることをうれしく思っています。『PSWL』を発表することで、より多くの人に共感してもらい、ブランドもより身近に感じてもらえたら」とコメント。
ファーストシーズンは、2018年スプリングコレクションのスペシャルプロジェクトとして、11月と1月の2回に分けてローンチ。国内では、伊勢丹新宿店とオープニングセレモニー 表参道のみで限定発売する。今後、2018-19年秋冬からは、展開店舗数も拡大し、毎月新作を立ち上げる予定だ。
「プロエンザ スクーラー」待望の初のカジュアルラインから、よりデイリーに彼らが提案するブランドの世界観をチェック!
Proenza Schouler PSWL
国内発売日/2017年11月7日(火)
取り扱い店舗/伊勢丹新宿店、オープニングセレモニー 表参道
URL/https://www.proenzaschouler.com/
Text:Anri Murakami