『ブレードランナー 2049』、マーベルの世界から影響を受ける | Numero TOKYO
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『ブレードランナー 2049』、マーベルの世界から影響を受ける

Blade Runner 2049
Blade Runner 2049

『ブレードランナー 2049(Blade Runner 2049)』はマーベル・シネマティック・ユニバース(Marvel Cinematic Universe)の作品作りから影響を受けて生まれたようだ。

1968年発表のフィリップ・K・ディックによるSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』をリドリー・スコット監督が映画化した1982年作の続編で脚本を担当したマイケル・グリーンは、マーベルの成功からストーリー作りのインスピレーションを受けたという。

今月27日から日本でも公開されるこの新作についてグリーンはエンターテイメント・ウィークリー誌にこう語る。「多くのスタジオや版権を握る人たちは、誰もが尊敬するマーベルの成功を目にしてどうしたらそれを再現できるかを考えるものさ。僕にとってマーベルからのレッスンと言えば、舞台を作ってから始めるのではないということ。伝える価値のあるストーリーを作ることから始めるということなんだ。もし素晴らしいストーリーがあって、監督や俳優が素晴らしい仕事をぶりを見せ、世間との連携を維持できれば、そこから形成される舞台のブラックホール的存在となるわけさ。見る価値のある映画を作り出す前に世界観を築き上げようとすると、突拍子もない話になってしまうんだよ」「このストーリーや脚本の制作において、スピンオフや続編の話についてなんて話が出ることはなかった。自分たちのストーリーが何か、そしてそれがタイトルにふさわしい話かと言うことが常にポイントとなっていたんだ」。

オリジナル作から30年後を舞台にしたこのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作では、前作でも主役を務めたハリソン・フォードがリック・デッカード役を続投しており、ライアン・ゴズリング、ジャレッド・レト、ロビン・ライト、アナ・デ・アルマス、デビッド・バウティスタら豪華スターが出演している。

©BANG Media International

Photo:bangshowbiz

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