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Culture Art

ヨーガン レール「最期の仕事」公開@金沢

ヨーガン レール,金沢21世紀美術館
Photo: MINAMOTO Tadayuki

自然とともに暮らし、その尊さを伝えてきたデザイナーのヨーガン レール。金沢21世紀美術館では、2014年に急逝した彼の「最期の仕事」となった作品や、長年にわたり収集された瑪瑙石(めのういし)のコレクションが公開。ヨーガン レールが作品に込めたメッセージとは? 

Text:Akane Naniwa

自然を尊び、自然に近いところでものを生み出してきたデザイナーのヨーガン レール。オリジナルのテキスタイルやジュエリー、家具など幅広くデザインを手がけてきた。

本展では、深刻な環境問題に目を向け、海岸に打ち寄せられた廃品のプラスチックからつくられた美しい照明を展開。これらは晩年移住した石垣島の海岸が、ゴミで埋め尽くされていることに悲観したことから始められ、130以上もの照明へと制作されたそう。自身が「最期の仕事」と名付けた通り、生前最後の作品となった。

さらに会場では、作家が長年にわたって拾い集めたという「ババグーリ」も公開。これはインドで採れる瑪瑙石(めのういし)のことで、自然の美しさに敬意を払い仕事をしてきた彼の思いが伝わってくるようなコレクションだ。
これらの作品を通じ、ヨーガン レールの生涯をかけたメッセージを感じてほしい。

「ヨーガン レール 文明の終わり」
期間/2017年8月5日(土)〜11月5日(日)
会場/金沢21世紀美術館
住所/金沢市広坂1-2-1
時間/月〜木・日曜10:00〜18:00、金・土曜〜20:00
休館日/月曜(ただし10月9日、10月30日は開場)、10月10日
入場料/一般1,000円(800円)、大学生800円(600円)、小中高生400円(300円)、65歳以上の方800円 ※()内は団体料金(20名以上)および前売りチケット料金 ※「日々の生活—気づきのしるし」展と共通のチケット
TEL/076-220-2800
URL/www.kanazawa21.jp

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