グランプリは誰の手に!? 「日産アートアワード2017」新作展
現代美術のアワード「日産アートアワード2017」 のファイナリストが決定。新作の展覧会と、グランプリの発表が行われる。
日産自動車の創業80 年を記念して2013年に発足、隔年で開催されている 「日産アートアワード」。第3回目を迎える今年5月、日産自動車のカルロス・ゴーン会長同席のもとニューヨークで第一次選考が行われ、ファイナリストの5名が決定した。選出されたアーティストの題府基之(だいふ・もとゆき)、藤井光(ふじい・ひかる)、石川竜一(いしかわ・りゅういち)、田村友一郎(たむら・ゆういちろう)、横山奈美(よこやま・なみ)が、横浜のBankART Studio NYKで開催される展覧会で新作を発表。27日にはグランプリが決定する。
カルロス・ゴーン氏は「日本の気鋭のアーティストたちが魅せてくれる才能や多様性からは、常にインスピレーションを受け続けてきました。彼らファイナリストの新作が世界に向けて披露されることが、心から楽しみでなりません」と、「横浜トリエンナーレ2017」と同時開催となる本展覧会に向けての期待を語った。
グランプリ発表日までの展示期間には、来場者からの投票も開催。オーディエンス賞が選出される。ぜひ直接足を運び、審査員気分で参加してみて。
Text : Manami Abe