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Culture Post

アンドロイドによるモノ・オペラ!渋谷慶一郎の新作『Scary Beauty』

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Skeleton - Ishiguro lab Osaka univiversity © Justine Emard

オーストラリア・アデレードで開催されるアートフェスティバル「OzAsia Festival(オズアジア・フェスティバル)」にて、2017年9月30日(金)、10月1日(土)、アンドロイドが人間のオーケストラ伴奏で歌う、渋谷慶一郎の新作モノ・オペラ『Scary Beauty(スケアリー・ビューティ)』が上演される。

Text:Hiromi Mikuni

大阪大学特別教授の石黒浩と東京大学教授の池上高志により開発されたヒューマノイド・アンドロイド「Skelton(スケルトン)」。人間に近い運動の自由度を持ち、人間のように滑らかな動きも、人間ではありえない奇妙な動きも実現している。そして声は、コンピュータで作られた人工合成音声によるもの。男性でもなく、女性でもなく、中性的な、人間には出せない歌声を披露する。
渋谷慶一郎が作曲、指揮、ピアノを担当し、楽曲はミッシェル・ウェルベック、三島由紀夫、ウィリアム・バロウズの作品から抜粋、コラージュされたテキストによる3曲。人類絶滅後の地上でアンドロイドが歌い続ける奇妙な情景を想定して選ばれたという。

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Space Theatre

会場であるアデレードの「Space Theatre」で、伴奏を担当するのはオーストラリアの現代音楽アンサンブル「Australian Art Orchestra (AAO:オーストラリアン・アート・オーケストラ)」。そして「スケルトン」の動きは、事前にプログラムされたものではなく、オーケストラの演奏に反応してリアルタイムに生成されるという。また「スケルトン」のステージ衣装は、なんと「サカイ(sacai)」が担当!こちらも見逃せない。
人間のオーケストラが伴奏し、男性でもなく、女性でもない、中性的な存在のアンドロイドが歌い上げる、史上初のモノ・オペラ『Scary Beauty(スケアリー・ビューティ)』。観客となる私たちに、どんな感情が生成するのか、ぜひ体験したい。


Scary Beauty 

Scary Beauty in Adelaide
『Scary Beauty』(新作・世界初演)
日時/2017年9月30日(土)18:00 、10月1日(日)14:00 (現地時間)
会場/Space Theatre Adelaide Festival Centre
URL/OzAsia Festival 

 

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