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Culture Art

パンク&Tシャツ文化の伝説を目撃!@DIESEL

ジョン・ドーヴ & モーリー・ホワイト,BOWIE TV,diesel, ディーゼル
©BOWIE TV No. 1 1981 by JOHN DOVE and MOLLY WHITE Screenprint

渋谷のDIESEL ART GALLERYにて、パンクとTシャツカルチャーの重要アーティスト、ジョン・ドーヴ & モーリー・ホワイトの日本初の個展がスタートした。

Text : Manami Abe

アートをキャンバスから解き放ち、ストリートファッションの起源を作ったのが英国出身のジョン・ドーヴと、テキスタイルデザイナーモーリー・ホワイトのアートユニット「ジョン・ドーヴ & モーリー・ホワイト」。1968年に「WONDER WORKSHOP」名義でフルグラフィックのプリントTシャツを制作したことが、新しい流行の幕開けだった。この時スタジオを構えていたパディントンにある廃工場には、詩人やペインター、デザイナーなどのアーティストが集い、実験的な試みが行われていた。時期を同じくしてニューヨークでは、イギー・ポップ率いるザ・ストゥージズたちが活躍したことで、イギリスとアメリカのカルチャーにおける相互作用が始まりパンクの時代が動き出す。
「Tシャツは資本主義の現代世界の産物であり、そこから生まれた社会主義革命の一つなのです。 それは普遍的な言語の一部であり、ポップアートのポスターよりもパーソナルで、音楽よりも痛烈な表現だったのです」と語る2人は、のちにヴィヴィアン・ウエストウッドやマルコム・マクラーレン、そしてシド・ヴィシャスとも交流していく。

日本で初開催となる本展は、彼らが歩んできた時代と、同時期に過ごした人物や出来事を振り返る内容。今では当たり前になったアイデアの起源をスクリーンプリントとコラージュ、そして映像で体感できる。キュレーションを担当するのはクラインシュタイン(KLEINSTEIN CO.,LTD)の小石祐介。かつて彼らが所属するロンドンのPAUL STOLPER GALLERYと共に「Iggy Pop Jacket」、また「Strawberry Jacket」のプロジェクトを手がけた人物だ。現在でも自らプリントを製作し続けるジョン・ドーヴ & モーリー・ホワイト。過去50年の活動に息づく反抗心とユーモアをお見逃しなく。

JOHN DOVE and MOLLY WHITE「SENSIBILITY AND WONDER」展
会期/2017年8月25日(金)〜11月9日(木)
サイン会は8月26日(土)16:00〜18:00
会場/DIESEL ART GALLERY(DIESEL SHIBUYA内)
住所/東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1階
入場料/無料
時間/11:30〜21:00
休館/不定休
TEL/03-6427-5955
URL/diesel.co.jp/art/

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