若手建築家が考える“夢の家”展、開催
日本の若手建築家9人とふたつのユニット、合計13人のホープを紹介する「ユメイエ展」が、東京・東神田のTARO NASUにて開催中。注目の建築家たちが考える「夢の家」とは?
田根剛、大西麻貴+百田有希によるユニットo+h、御手洗龍など、日本の若手建築家9人とふたつのユニットを紹介する「ユメイエ展:日本の若手建築家」。展覧会のために彼らに与えられたテーマは、タイトル通りずばり「夢の家」。 会場では、建築家にとって、実作をつくる上で重要なドローイングや模型を展開する。 ドローイングや模型が体現する小さなスケールの空間内に、それぞれの建築家が込めた夢、そしてそれを実現させるためのテクノロジーや、社会のリアリティを、垣間見ることができるだろう。 なお、本展を主催する公益財団法人 石川文化振興財団は、昨年秋に第1回が開催された「岡山芸術交流」の総合プロデューサーにして、ストライプインターナショナルを率いる石川康晴が2014年に設立。今後の日本の現代アートや建築シーンを占う上でも要注目だ。 もしこの「夢の家」が建ったら、どんな家になるのだろう? どんな風に暮らすのだろう? そんな想像を膨らませながら見てみるのも、きっと楽しいはず! 「ユメイエ展:日本の若手建築家」 会期/2017年7月28日(金)~8月12日(土) 会場/TARO NASU 住所/東京都千代田区東神田1-2-11 時間/10:00〜18:00 休館日/日・月曜、祝日 TEL/03-5856-5713 URL/www.taronasugallery.com/
Text:Akane Naniwa