「Martin Margiela」の20年を追った
写真家によるエキシビション

1990~2008年までの約20年間、マルタン・マルジェラ本人による「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」の写真を撮り続けた唯一のフォトグラファーである、マリーナ・ファウスト(Marina Faust)。「THE ARCHIVE BOX」と題した彼女のエキシビションが、7月21日より、「ライラ トウキョウ(LAILA TOKIO)」で開催される。
パリとウィーンを拠点に活動するマリーナ・ファウストが、マルタン・マルジェラとのコラボレート期間に撮影したアーカイヴ写真を再編集。『THE ARCHIVE BOX』と題した写真集を発表し、今春ウィーンのギャラリーでお披露目した。この作品と活動に魅せられた「ライラ トウキョウ」が、彼女の本質を次世代に伝えたいという想いから、共同編集による作品集『THE ARCHIVE BOX Special Japan Edition for LAILA』を、このたび日本で発売する。
5つのテーマで構成された各ボックスには、5枚のシルクプリント写真と、初公開となる2008年のラストコレクションでマルジェラ本人が書いたショースケジュールスケッチの写真1枚が含まれている。さらに写真集には、マリーナ・ファウストの直筆サインとシリアルナンバーも。
Text:Anri Murakami