『はらぺこあおむし』生みの親エリック・カールの展覧会
世界中の子どもたちに愛され続け、およそ50年が経つ絵本『はらぺこあおむし』。生みの親である絵本作家エリック・カールの世界を、約160点の原画・作品で振り返る展覧会が、世田谷美術館で開催中!
『はらぺこあおむし』をはじめ、カラフルな作品で多くの子どもたちに夢や憧れを与えてきたエリック・カール。本展では会場を2部にわけ、作家の世界を存分に楽しめる構成となっている。
第1部では、カールが最も得意とする「動物たちと自然」、数、曜日、12ヶ月などでめぐる「旅」、未邦訳の作品を含む「昔話とファンタジー」、そして「家族」と4つのテーマにわけて展開。シンプルななかにも、繊細なコラージュの世界が広がっていることがわかるはず。
また第2部は、カールの人生の歩みをテーマに構成。ドイツで過ごした青少年期や、パウル・クレーやアンリ・マティスからの影響など、カール独自のカラフルな世界がどのように生まれたのか、じっくりと見ることができる。
子どもたちはもちろん、子どもの頃にカールの絵本を読んで育ったおとなたちも、再び色彩豊かなカールの世界とぜひ出会って。
「エリック・カール展 The Art of Eric Carle」
会期/2017年4月22日(土)〜7月2日(日)
会場/世田谷美術館
東京都世田谷区砧公園1-2
時間/10:00〜18:00(最終入場〜17:30)
休館/月曜
TEL/03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL/ericcarle2017-18.com/
巡回先
京都会場:2017年7月29日(土)〜8月27日(日)
美術館「えき」KYOTO
岩手会場:2017年10月28日(土)〜12月10日(日)
岩手県立美術館
Text:Akane Naniwa