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Culture Post

The Kills心揺さぶる成熟の
ロックアルバム『アッシュ&アイス』

the kills, Jamie Hince,Alison Mosshart

 

アリソン・モシャートとジェイミー・ヒンス、最高にクールな男女二人組「ザ・キルズ(THE KILLS)」の最新アルバム『アッシュ&アイス』に込められた、渋さを増した大人なロックを体感して。

Text:Masumi Sasaki

アリソン・モシャートとギタリストのジェイミー・ヒンスからなる男女のガレージロック・デュオ「ザ・キルズ(THE KILLS)」。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドと70年代のロンドン、NYパンクをこよなく愛する二人は、それらの音楽にインスパイアを受けて、ザ・キルズを結成。2003年に、華々しくセクシーでガレージ・パンクなデビュー・アルバム『キープ・オン・ユア・ミーン・サイド』をリリースした。以降、アップテンポなロックナンバーからガレージロックまで多彩な楽曲で確固たる地位を確立している。また、ルックスも存在感もスタイリッシュな二人は、ファションショーのフロントロウに顔を並べたり、デザイナーとの親交も深く、ファッション業界で注目のアーティスト。しかも、ジェイミーは、ケイト・モスの元パートナーでもある。

そんなアイコニックな彼らが、昨年2016年6月に、ジェイミーの手の故障を経ての、前作『ブラッド・プレッシャーズ』から5年振りとなる5作目『アッシュ・アンド・アイス』をリリースした。リハビリ中に作詞の前段階であるスケッチを始め、それを形にすべく一人シベリア鉄道の旅に出たというジェイミーと、それに応えるように危うくも強い愛の詩を書き上げたアリソン。より渋さと落ち着きを増した二人の心揺さぶるかっこいい大人像ともいえる作品だ。

アルバム『アッシュ&アイス』から「Whirling Eye」のミュージックビデオをチェック!なんとVRキットを使えば360度動画として楽しめる!

監督を務めたのはバンドの長年のコラボレーターであり、レディオヘッドやビョーク、ベック、ビヨンセなど錚々たる大物アーティストのMVを多数手掛けるソフィー・ミュラー(Sophie Muller)。

雑誌「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」の連載企画「今月のミュージシャン」(2017年6月号)でも、ザ・キルズをフィーチャー。2017年2月にHostess Club Weekenderで来日し、トリを飾った彼らのインタビューを掲載。また、本誌では紹介しきれなかったコメントをwebコンテンツとして配信中。

THE KILLS『Ash & Ice』
価格/¥2,490(Domino・Hostess)
URL/http://hostess.co.jp/artists/thekills/

ザ・キルズのインタビューはこちら

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