パリ・オペラ座エトワール引退公演に渋谷慶一郎が出演 | Numero TOKYO
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パリ・オペラ座エトワール引退公演に渋谷慶一郎が出演

Keiichiro Shibuya,Jérémie Bélingard,Adrien M & Claire B,Paris Opera,Ballet,
Keiichiro Shibuya,Jérémie Bélingard,Adrien M & Claire B,Paris Opera,Ballet,

世界トップの表現力と技術力を誇るパリ・オペラ座バレエ団でエトワールを務める、ジェレミー・べランガール(Jérémie Bélingard)の引退公演が、5月8日から4日間にわたり開催される。演目のひとつとして渋谷慶一郎との共演が実現。オペラ座の舞台に幻想的な空間が出現する。

2007年にエトワールに昇格し、独自の魅力とテクニックで数多くのファンを魅了してきたジェレミー・ベランガール。近年では俳優としても活躍し、その名を馳せている。

渋谷慶一郎とジェレミー・ベランガールは、2015年から「The Way of the rabbit」「Parade for The End of The World」など、いくつかのパフォーマンスを共作で発表してきた。

今回の作品では、デジタルアートとパフォーミングアーツの分野で活動してきたメディアアーティスト、エイドリアンM & クレアB(Adrien M & Claire B)を迎える。


「エイドリアンM & クレールB」のAdrien Mondot(右)とClaire Bardainne(左)

渋谷慶一郎は、本公演のために制作した、三島由紀夫最後の長編小説『豊穣の海』の最終巻『天人五衰』と、ミッシェル・ウェルベックのテキストにインスパイアされた新曲を、自らステージでピアノとコンピュータで演奏する。テクノロジーと身体の融合から生み出される、新たなる表現に挑戦。

公演は、5月8日、9日、12日、13日の4日間、パリ・オペラ座で開催。舞台は、コンテンポラリーダンスの最高峰として知られるウィリアム・フォーサイス(William Forsythe)による2作品、マース・カニングハム(Merce Cunningham)、渋谷慶一郎とエイドリアンM & クレールBのコラボレーションによる新作ダンス作品「Scary Beauty(不気味な美しさ)」の全4演目で構成されている。

人気エトワールの引退公演で発表される、革新的なパフォーマンスは必見。バレエと音楽、デジタルアーツなど、各分野の第一線で活躍するアーティストたちの豪華競演となるだろう。

Scary Beauty
日時/2017年5月8日(月)14:30~
9日(火)19:30~、12日(金)19:30~
13日(土)14:30~、20:00~ 開演
会場/Palais Garnier(パリ・オペラ座ガルニエ)
住所/8 Rue Scribe, 75009 Paris
URL/https://www.operadeparis.fr/en

Text:Anri Murakami

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