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Culture Art

池田学の壮大な世界観@金沢21世紀美術館

《再生》2001 浜松市美術館所蔵

細いペン先で壮大な世界観を描き、国際的に評価されているアーティスト・池田学。最初期の作品から最新の大作まで、彼の画業のほぼ全てを網羅する約120点が、金沢21世紀美術館に集結。7月9日(日)まで公開中だ。

Text:Akane Naniwa

極めて細いペン先から、わずか1mmにも満たない線で描き出すアーティスト、池田学。壮大な構成、緻密な描写で描かれた作品たち。しかし1日で描けるのは、握りこぶし程度の面積であるという。

 本展は、池田の画業の全貌を最初期から最新作までにわたる約120点とともに紹介する、初めての大規模な個展である。巨大な楠の圧倒的な存在感を表現した『存在』(2004年、個人蔵)や、災害や環境問題を テーマとした『Meltdown』(2013年、チェゼン美術館蔵)など、日本で公開されることが少ない貴重な作品も公開される。なかでもアメリカのチェゼン美術館に滞在し、約3年かけて制作された巨大な新作『誕生』は、日本初のお披露目となる注目作だ。

1本のペンから紡ぎ出される、想像を絶する宇宙や世界観。作品を前にすれば、その力強さに誰もが圧倒されるはずだ。

「池田学展 The Pen —凝縮の宇宙—」
会期/2017年4月8日(土)〜7月9日(日)
会場/金沢21世紀美術館
金沢市広坂1-2-1
時間/10:00〜18:00(金・土曜は〜20:00)
休館/月曜※5月1日は開場
入館料/一般1,000円(800円)、大学生800円(600円)、小中高生400円(300円)、65歳以上の方800円 ※()内は団体料金(20名以上)及び前売りチケット料金
TEL/076-220-2800
URL/www.kanazawa21.jp/

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