豪華絢爛!「Gucci」スポンサーによる巨大回顧展
英国を代表する優美な大邸宅、チャッツワースを舞台に、3月25日から『House Style: Five Centuries of Fashion at Chatsworth』展がスタート。「グッチ(GUCCI)」がスポンサーを務める豪華絢爛なエキシビションでは、チャッツワースの歴史を彩ってきた女性たちのライフスタイルを垣間見ることができる。
企画・製作に6年の歳月を費やした『House Style』展では、チャッツワース・ハウスのさまざまな広間に100点以上ものアイテムを展示。クチュールデザイナーによるドレスやティアラ、洗礼式用の衣装、使用人の制服などが、豊かな逸話とともに飾られている。
チャッツワース・ハウスの豪華な外観
18世紀のファッションアイコンであったデヴォンシャー公爵夫人ジョージアナから、有名な英国貴族ミットフォード家の美人姉妹のひとり、レディ・デボラ、ジョン・F・ケネディの妹キャサリン・キック・ケネディなど、時代をリードしてきた彼女たちの面影をここから感じることができる。
また、1897年の大舞踏会で着用されて以来、初のお披露目となる6点のドレスも展示。ファッションだけでなく、第8代デヴォンシャー公爵とその妻レディ・ルイーズが、ビクトリア女王即位60周年を祝う仮装舞踏会で撮影した、ゲストらの写真なども展示される。
「グッチ」のクリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレは、第12代デヴォンシャー侯爵夫人と、その息子家族レディ・バーリントン夫人のために、2着のドレスをデザイン。
それは今回のエキシビジョンの主役となるもので、デヴォンシャー・コレクション収蔵の聖母マリアの本にインスピレーションを得た公爵夫人のドレスは特別室に、レディ・バーリントンのドレスは特別音楽室に展示されている。
第12代デヴォンシャー侯爵夫人のためのドレス
ビーズをふんだんにあしらったレディ・バーリントンのためのドレス
3月23日には、プレビューイベントを開催。アレッサンドロ・ミケーレとレディ・バーリントン、米版『ヴォーグ』の総合編集長ハミッシュ・ボウルズ、歌手のフロー・モリッシーなどが出席し、華やかにエキシビションがスタートした。
『House Style』展は、10月22日まで開催中。約500年におよぶ貴重なアーカイブとその歴史を楽しむことのできる貴重な展示に、期間中ぜひ足を運んでみて。
House Style: Five Centuries of Fashion at Chatsworth
Info/https://www.chatsworth.org/
問い合わせ先/グッチ ジャパン カスタマーサービス
TEL/0120-88-1921
URL/www.gucci.com
Text:Anri Murakami