ミュージシャン兼現代美術作家、個展を開催
現代アーティストのカールステン・ニコライ。アルヴァ・ノト名義でミュージシャンとし活動し、坂本龍一と共作するなど、多方面から注目されている。彼の国内最大規模の展覧会が、千葉県にある市原湖畔美術館で開催中だ。
会場となる市原湖畔美術館は、高滝湖に囲まれた立地も美しい美術館。現代アートを中心とした意欲的な展覧会が開催され、アートファンから注目を集めるスポットだ。
そこで今回開催されているのが、現代アーティスト、カールステン・ニコライの国内最大規模の展覧会。人間の知覚や自然現象をテーマに、美術・音楽・科学の領域を横断する作品群は、日本未発表の作品を含む、6つのプロジェクトで展示される。
18m長のプロジェクション作品や、吹き抜け空間を活用したサウンドインスタレーションなど、作品はユニークな展示空間に合わせてリモデルされているそう。日本の美術館での個展としては実に15年ぶり。この機会をぜひ逃さないで。
「カールステン・ニコライ : Parallax パララックス」
会期/2017年3月18日(土)〜5月14日(日)
会場/ 市原湖畔美術館
千葉県市原市不入 75-1
時間/10:00〜17:00(入場は〜16:30)※土・日曜、祝日は延長あり
休館/3月21日(火)・27日(月)、4月3日(月)
入場料/一般1,000円、65歳以上の方・大高校生800円(600円)、中学生以下・障害者手帳をお持ちの方とその添付者(1名)は無料。()内は20名以上の団体料金。※4/8(土)以降は、「いちはらアート×ミックス2017」のパスポートをお持ちの方は、500円で入場可能。
TEL/0436-98-1525
URL/lsm-ichihara.jp/
Text:Akane Naniwa