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Culture Post
“現代の魔法使い” 落合陽一の個展が開幕
Yoichi Ochiai / Looking-glass Time アリスの時間, 2014 ©Yoichi Ochiai

ものが光を放つ、空中に像が現れる……かつて人々はそれを “魔法”と呼んだ。
ではそれが科学に取って代わられた今、 “現代の魔法使い” とも呼ばれるメディアアーティスト、落合陽一が展覧会「Imago et Materia」で魅せる “魔法” とは一体何なのか……。

Text:Ken Suzuki

コンピューターによる新しい自然観「デジタルネイチャー」を提唱し、現在開催中であるテクノロジーアートの祭典「Media Ambition Tokyo 2017」(numero.jp/news-20170216-mat/)にも出品中の落合。

そんな彼の作品の中から、『アリスの時間』(2014年)、『ゾートログラフ』(2016年)、『幽体の囁き』(2016年)の3作品が集結。ラテン語の展覧会タイトルが意味する “イメージと物質” を、日本的美意識である “幽玄” と重ね合わせて探求してきた、落合の軌跡とも言える作品たちだ。加えて3月13日からは、「Media Ambition Tokyo 2017」に出品中の『レビトロープ』(2017年)も追加で展示販売される。

会場となるart & science gallery lab AXIOMは昨年秋にオープンし、これまで脇田玲や長谷川愛の個展を開催してきた。AIや遺伝子工学など、ますます加速する科学技術の進歩を背景としながらも、単なるテクノロジーの見本市にとどまらない “アートの新しい形” を発信することを、そのコンセプトとしている。

ロンドンの魔法学校で学ぶでもなく、ニューヨークで “幻の動物” を追うでもない、日本発(!) “現代の魔法使い” による珠玉の作品を、見逃すな……!

落合陽一「Imago et Materia」
会期/2017年3月4日(土)〜 4月11日(火)
会場/art & science gallery lab AXIOM 東京都港区六本木 5-9-20 2F
時間/13:00〜19:00
休廊/日曜・月曜・祝祭日
TEL/03-5772-5220
URL/as-axiom.com/yoichi-ochiai-imago-et-materia/

Yoichi Ochiai / Looking-glass Time アリスの時間, 2014 ©Yoichi Ochiai

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