“ライゾマ” × アートコムの最前線を目撃せよ | Numero TOKYO
Culture / Post

“ライゾマ” × アートコムの最前線を目撃せよ

真鍋大度+石橋素『Deleted Reality』2016, Photo by 石橋素(Rhizomatiks Research)

ドイツを拠点に活動するテクノロジスト集団アート+コムと、こちらも日本を代表するテクノロジスト集団であるライゾマティクスリサーチの2組による展覧会が、初台のNTTインターコミュニケーション・センター [ICC]にて開催中だ。

1988年に設立されたアート+コムと、2006年のライゾマティクス設立から10周年となる昨年に設置され、様々なクリエイターとコラボしながら、研究開発要素の強いアート表現を展開する部門であるライゾマティクスリサーチ。メディアアートの核であるテクノロジーによる表現、それをエンターテイメントや空間デザインの領域でも機能させてきたという点で、両者のこれまでの歩みには共通する部分が多い。

今回の展覧会では両者の作品の特徴を、プログラムによる光や映像と動きや運動をともなう実空間の現象の融合ととらえ、「光と動き」という要素に注目。それを2組のチームがどう表現しているかを、「ポエティクス(詩学)」「ストラクチャー(構造)」というテーマで見ていく。

日進月歩のテクノロジーは、私たちの “こんなこといいな できたらいいな” を着々と叶えてくれている。そんなテクノロジーをアート表現に昇華し、その最先端を切り開く両者の放つまばゆい光を、見逃さないで。

アート+コム/ライゾマティクスリサーチ
光と動きの「ポエティクス/ストラクチャー」

会期/2017年1月14日(土)〜 3月20日(月・祝)
会場/NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]ギャラリーA
   東京都新宿区西新宿 3-20-2 東京オペラシティタワー4F
時間/11:00〜18:00
   ※金・土は〜20:00
   ※入館は閉館の30分前まで
休館/月曜日、2月12日(日)
TEL/0120-144199(フリーダイヤル)
URL/www.ntticc.or.jp/ja/

Text:Ken Suzuki

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