オノ・ヨーコ、ウェス・アンダーソン監督新作に出演
オノ・ヨーコ(Yoko Ono)がウェス・アンダーソン(Wesley Anderson)監督の新作アニメーション映画『アイル・オブ・ドッグズ(ISLE OF DOGS)』に参加していることがわかった。
アンダーソン監督はクラウドファンディング「クラウドワイズ」のために投稿した動画の中で、本作の制作がイギリスで開始されたことを明かし、ビートルズのメンバー、故ジョン・レノンの妻でアーティストとして活躍するオノをはじめ、ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソン、ブライアン・クランストン、エドワード・ノートンら豪華なボイスキャスト陣の名を読み上げた。 そんなアンダーソンは自身の2001年の監督作『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』でタッグを組んだジーン・ハックマン(86)にも同作品に出演してもらいたかったがその願いは叶わなかったようで、以前あるインタビューの中で「彼ならきっとこの役にぴったりだと思いながら幾つかのシーンを書いたキャラクターがいるんだけど、興味がないみたいだね」「だから僕が彼にメールを送ったからといって『まだわかんないなウェス、ちょっと考えてみるよ』なんて返事をもらえるわけではないんだ。なにも返事はこないだろうね。だから彼を説得できるとは思えないよ」「僕の作品からはリタイアしたんだ。『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』が終わったとき『次の作品も誘ってよ』って感じではなかったからね。撮影が終わったとき、彼は『よし、終わりだ!』って言っていたから」と語っていた。 顔なじみのキャストたちを集めたかったアンダーソン監督はジーンの出演を説得することはできなかったものの、『ムーンライズ・キングダム』に出演したビルやエドワードらの出演は獲得することができたようだ。 ©BANG Media International