エスパス ルイ・ヴィトン東京で開催中のピエール ・ユイグの個展が展示替え
表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で、「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」の所蔵作品を紹介する「Hors-Les-Murs(壁を越えて)」プロジェクトの一環として開催しているピエール・ユイグ展シリーズ。第一弾の『Pierre Huyghe - Untilled Host』展(2016年6月25日~9月26日)に続いて、第二弾となる『Pierre Huyghe – Part II』展が9月30日より開催されている。
『Pierre Huyghe – Part II』では、『A Journey That Wasn’t』(2005 年)と『Creature』(2005-2011年)の2作品を展示。これは、ピエール・ユイグがアーティストと科学者で編成されたチームと共に、新しく現れた1羽のアルビノのペンギンが生息すると言われている島を探す南極大陸を旅したことから生まれた作品で、アーティストは島の地形を光と音のフィールドへと変換、楽譜に起こし、その楽曲は同年にニューヨークで交響楽団により演奏された。アーティストとフォンダシオンによって選び抜かれた貴重な2作品が鑑賞できるこの機会に、第一弾を見た方も見ていない方も、ぜひ足を運んでみて。
PIERRE HUYGHE Part II
会期/2016年9月30日(金)〜 2017年1月9日(月)
会場/エスパス ルイ ・ ヴィトン東京
住所/東京都渋谷区神宮前 5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル7階
時間/12:00〜20:00
休廊日/不定休
TEL/0120-00-1854(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)
URL/espacelouisvuittontokyo.com
『A Journey That Wasn’t』(2005) Courtesy Fondation Louis Vuitton Pierre Huyghe – Courtesy of the artist and Marian Goodman Gallery New York/Paris ©ADAGP, Paris 2016
Text:Ai Kiyabu