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Culture Post

森村泰昌の初期モノクロ写真展を
NADiff A/P/A/R/T内で開催

『MのセルフポートレイトNo.37』ゼラチン・シルバー・プリント, 31x20.5cm, 1993年©Yasumasa Morimura, courtesy MEM

恵比寿のNADiff A/P/A/R/T内のギャラリー「MEM」と「NADiff Gallery」の合同開催展として、森村泰昌の80年代から90年代にかけての初期の白黒写真に焦点を絞った展覧会が開催中。

NADiff A/P/A/R/T内のB1〜3Fを贅沢に使って、長年「私」をめぐって展開されてきた森村の仕事の序章を一堂に紹介する展覧会。三部構成からなり、第一部「卓上の都市」(3F MEMで開催)では、1984-85年に制作された全49点のシリーズ「卓上のバルコネグロ」を前期・後期に分けてすべて紹介。手作りの小道具や身の回りのものを丹念に卓上に配置しながらアトリエで撮影した静物写真で、最初期のセルフポートレイトも含むほか、撮影で使用された小道具も一部併せて展示する。また、第二部「彷徨える星男」(2F MEMで開催)では、90年に制作されたマルセル・デュシャンへのオマージュである最初のビデオ作品『星男』と、同シリーズの写真作品を展示。第三部「銀幕からの便り」(B1 NADiff Galleryで開催)では、初期のビデオ作品をまとめて上映。

ほかにも1Fの書店NADiff a/p/a/r/tでは、森村泰昌ブックフェアを開催するほか、NADiff Window Galleryで映像インスタレーションも展開。森村自身が「滅多に上映することがない」というレアな映像作品や、森村作品の中では珍しい風景写真も見られるファン必見の展覧会に是非足を運んでみて。

森村泰昌展「私」の創世記
会期・会場/
第一部 卓上の都市 MEM(3F)
前期 9月2日(金)〜10月2日(日)、後期 10月4日(火)〜11月6日(日)
第二部 彷徨える星男 MEM(2F)
9月2日(金)〜10月2日(日)
第三部 銀幕からの便り NADiff Gallery (B1F)
9月2日(金)〜10月10日(月祝)
住所/東京都渋谷区恵比寿1丁目18-4 NADiff A/P/A/R/T
時間/12:00~20:00
休廊日/月曜(祝日の場合は翌休)
TEL/03-6459-3205(MEM)、03-3446-4977(NADiff A/P/A/R/T)
URL/mem-inc.jp(MEM)、www.nadiff.com(NADiff A/P/A/R/T)

『MのセルフポートレイトNo.37』ゼラチン・シルバー・プリント, 31×20.5cm, 1993年©Yasumasa Morimura, courtesy MEM

Text:Ai Kiyabu

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