レディー・ガガ、ダライ・ラマと対談
レディー・ガガ(Lady GaGa)が26日、ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世と慈悲心や瞑想などについて20分ほど対談した。
米インディアナポリスで開催された全米市長会議で、ガガはソーシャルメディアに寄せられた質問をダライ・ラマに投げかけ、その様子はフェイスブックでライブ中継された。 ダライ・ラマが自身について「私はたくさんの経験をしてきた81歳の人間です。私の経験はあなたの経験よりも大きなものでしょう」と言い、30歳のガガは「きっと知らないでしょうけど、実は私はあなたよりもずっと歳をとっているのです」と答えてダライ・ラマを笑わせる一幕もあった中で、話は悪への対抗の仕方などの深い話にまでおよんだ。 ガガが「私達はどのグループが問題を起こしているかを見定めようと忙しいですし、悪が優位に立っています...私達はその見方を変えなければなりません」「彼らを教育する必要があるでしょう。そして私達は彼らに対し優しく接する力を持ち合わせています」と主張すると、ダライ・ラマは「私達は社交性のある生き物ですから、個個の将来はそのコミュニティにかかっているといえます。一旦悲劇的なことが起こったら、それを避けてはいけません。それをもっと深く、広く見つめるのです。広い視点から見れば、そこにはたくさんの肯定的で幸せなことがあります。距離の近いところで見ると、耐えられなく見えるのです。ですが、広く見れば、他の肯定的なところをそこに見出せるのです」と話した。