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Culture Post

あのブランドも注目する才能・大巻伸嗣が古民家をジャック!? 足立区千住「くろい家」

先日パリで公開された、ルイ・ヴィトンの2016-17秋冬メンズコレクション。ショーの会場の上方では、光を反射して虹色に輝く1枚の布がまるで空気のように軽やかに、ふわふわと宙を漂っていた。このアート作品『Liminal Air Space-Time』を手がけたのは、大巻伸嗣(おおまき・しんじ)。そう、いま世界でまさに注目を集めつつある新進気鋭の日本人現代美術作家だ。彼のつくりだす神秘的な世界を体感できるインスタレーションが現在、東京・足立区千住地域を中心に展開されているアートプロジェクト『アートアクセス 音まち千住の縁』にて公開されている。
 
大巻はかつて自身のアトリエを、千住の町に構えていたという。その下町の喧噪を抜けていくと突如目の前に現れるのが、異様なたたずまいの「くろい家」。遠い昔は鉄工所、居酒屋、釣堀として使われていたという、築50年を超える古民家だ。そんな長年空き家だった家で展開されていく今回のインスタレーション。時間が止まったようなこの空間に、大巻が息を吹き込んでいくことで、一体何が生まれるのか。作家が揺らす “時の影” に、訪れた人々も自身の記憶を揺さぶられるはず。ぜひ、開催に足を運んでみてはいかがだろう。
 
大巻伸嗣「くろい家」
会期/2016年1月30日(土)〜 3月13日(土日月・祝日のみ開催)
会場/くろい家 東京都足立区千住仲町29-4
開催時間/10:00〜17:00
TEL/03-6806-1740
WEB/http://aaa-senju.com/ohmaki

Photo: アートアクセスあだち 音まち千住の縁

 

Text: Kahlua Tsunoda

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