僕らはいつかどこかでまた繋がる。そんなチャンスに期待している
卒業後、MATSUこと松本利夫はエンターテインメントの世界をさらに追求することを決意し、USAはこれまでライフワークとして取り組んできた活動でダンスへの熱意を高め、MAKIDAIはダンスカルチャーと密に関わるDJとしての活動を広げる。2016年、新たな道を切り開いた彼らがいま思うこととは?
「ダンスに出合った頃は、与えられたチャンスに対してただただ熱意のままに向かって行くのみでしたから、いま自分が見ている景色は想像もできませんでした。新しい扉が開けたのは、まぎれもなくダンスのおかげ」(MAKIDAI)
「僕ら三人については、まだまだ未知数というのが正直なところですが、MAKIDAIもうっさんもこれまで体現してきたことが新しいプロジェクトに厚みを与えているんだと実感しています」(松本利夫)
「お互いをリスペクトする気持ちは不滅です。それぞれが各方面で得ていくものも大きいだろうと確信しています」(USA)
友情、葛藤、努力、挫折、挑戦…ドラマチックな人生を共に歩む中で共鳴してきた気持ち。そして、長い時を一緒に過ごし、知りつくしているからこそ語り合える互いのことを、等身大の言葉で話してくれた。彼らの夢は終わらない。そしてそこには継承されていく精神と、何物にも代え難い絆がある。
※「」内はNumero TOKYO 2016年3月号より抜粋
Culture / Post
EXILE、次のステージへ。松本利夫、USA、MAKIDAIが追う夢と継承するもの
2001年、EXILE結成時からのオリジナルメンバーである松本利夫、USA、MAKIDAIが、15年末をもってパフォーマーを卒業。新たなるステージへと向かう3人に『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』編集部が直撃。2016年3月号にて、EXILE HIROとともにグループの屋台骨として仲間を支えてきた彼らのいまの心境に迫ったロングインタビューを公開する。