マドンナ(Madonna)が1日(火)の世界エイズデーに際してロンドンで感動的なスピーチを行った。同市内ので「レベル・ハート・ツアー」の公演中のマドンナだが、エイズにより命を落とした友人たちに向けてメッセージを送った。マドンナは曲間に満員のThe O2の観客を前に「今日が世界エイズデーであることを挙げたいと思うの。私たちはまだエイズの治療法を見つけられていないということを思い出すことは重要だし、30年以上に渡ってたくさんの素晴らしい人が素晴らしい活動をすることでなんとか健康に生き延びさせる方法を見つけてくれたの」と口にした。
80年代から90年代にかけてマドンナは友人であったキース・ヘリングやマーティン・バーゴインなどをHIV/エイズで亡くしており、養子の10歳の息子デヴィッドの家族にも追悼のメッセージを送っている。「何年も前に私の親愛なる最高に素晴らしい友人をエイズで亡くしたということでなく、私の養子の息子の家族全員がエイズで命を落としたということを認識しないといけないわ」。
そしてマドンナは「今も治療法を探して戦っている人々に感謝して、この病気への関心を高めて他界した人たちを称えましょう。いつの日か私たちは打ち勝つことが出来るでしょう。そのお礼を言うために、祈りを歌うわ」と言って1989年のヒット曲『ライク・ア・プレイヤー』を歌った。