リアーナ(Rihanna)のニューアルバムが『アンティ』というタイトルになることが発表された。リアーナは7日(水)、ロサンゼルスにあるママ・ギャラリーで自身にとって8作目となるスタジオアルバムのタイトルとアートワークを発表した。
リアーナが会場に集まった人々に対して「これまでのアルバムカバーの中で一番のお気に入りよ」と紹介したこのアートワークはニューヨークで活躍するイスラエル出身のアーティスト、ロイ・ナフームによるもので、赤と白、黒を基調に王冠によって目が隠れた幼少期のリアーナが風船を手にしている姿が描き出されているものとなっており、その上にクロエ・ミッチェルによる詩が点字で刻まれている。リアーナはこのカバーがアルバムのテーマであるビジョンを表していると説明しており、「視力を持っている人こそが時に一番盲目だったりするものなの」と話した。
当初の予定よりもかなりリリースが遅れているこの新作はまだ発売日が決定していないものの、すでに『フォー・ファイブ・セカンズ』『ビッチ・ベター・ハヴ・マイ・マネー』『アメリカン・オキシジェン』などの先行シングルがリリースされている。その一方で先月、リアーナはファンに対して「まだ終わっていないの」「私にとっては完成するまで終わりではないの。本当に最後の瞬間までね」「大好きな曲はたくさんあるし、全部それぞれ全く異なるの。だからそれを同じアルバムに全部収録するのが難しいのよ」と発売がまだまだ先になることをほのめかしていた。