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ジャネット・ジャクソン、復帰ステージで兄マイケルを追悼
ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)が1日(火)にカナダのバンクーバーで行われた「アンブレイカブル・ワールドツアー」の初日公演で今は亡き兄マイケル・ジャクソンへの追悼パフォーマンスを披露した。ロジャーズ・アリーナで4年ぶりのステージに立ったジャネットは、ヒット曲の数々から構成された32曲に及ぶセットで観客を喜ばせた。しかし、1995年発表の兄マイケルとのデュエット曲『スクリーム』になると突然泣き崩れ、2009年6月に50歳の若さで他界したマイケルの死を乗り越えられていない辛さを露わにした。
ジャネットはニューアルバム『アンブレイカブル』の収録曲でミッシー・エリオットをフィーチャリングした『バーン・イット・アップ』というタイトルになると見られている新曲でその夜の幕を開けた。音楽が流れだす前には、アルフレッド・ヒッチコック監督作『鳥』を彷彿させるような鳥の集団が飛んでくるビデオが流され、ファンを称えるモノローグがジャネットによって読まれた。ジャネットが象られた2つの巨大スクリーンにはその後、収録されたミッシーの姿が映し出され、ジャネットがステージに登場して力強いその楽曲を歌い上げる流れになっていた。
ステージにこそ直接参加しなかったミッシーだが、コンサート前には長年のコラボレーターであるジャネットに対し「ジャネット・ジャクソンの今夜のツアー初日にポジティブなエネルギーを!あなたはアンブレイカブル(壊れない)から自分らしくやってね」と応援のメッセージをツイートしていた。
そのほかにもジャネットは『コントロール』『ホワット・ハヴ・ユー・ダン・フォー・ミー・レイトリー』『オール・フォー・ユー』『オール・ナイト(ドント・ストップ)』『ノー・スリープ』『リズム・ネイション』などおなじみのナンバーの数々を披露し、年内発売予定のニューアルバムのタイトルトラック『アンブレイカブル』で幕を閉じた。
Photo:Bangshowbiz