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市民が主役の芸術祭「水と土の芸術祭」が開催。今年のメインフィールドは“潟”!

今、地方での芸術祭がアツい! 「瀬戸内国際芸術祭」や「あいちトリエンナーレ」など大規模なものから、別府で開催される「混浴温泉世界」のような小規模ながらユニークなものまで枚挙にいとまがない。「たくさんありすぎて、どれにいったらいいかわからない」って人も多いはず。そんな人にお勧めしたいのが、7月18日から新潟で開催される「水と土の芸術祭」。
 
3回目を迎える今年は、新潟という土地の象徴でもある「潟」を中心に、市内各所で旧作を含む56作家による69点が作品展示されるほか、パフォーマンス、ワークショップ、シンポジウムなどが様々なプロジェクトが展開。特に、日本で唯一の公立劇場専属舞踊団として新潟から世界に向けて舞台芸術の魅力を発信するダンスカンパニー「Noism」による、潟、川、海などの水辺と劇場を舞台になされるパフォーマンスは見逃せない。「自然との共生」をテーマにしたシンポジウムや座談会が開催されるのも新潟ならでは。

「水と土の芸術祭」は「アートってよくわからないし、何だか敷居が高い」って人にもお勧め。なぜなら、同芸術祭の最大の特徴は、“市民が主役の芸術祭”だから。そのため、アートプロジェクト以外にも市民が自ら企画・運営を行う「市民プロジェクト」や、アートや踊りのワークショップを通してこどもの創造性を育むことを目的とした「こどもプロジェクト」など、アートに詳しくない人でも楽しめるコンテンツが盛りだくさん。
 
また、今後はウェブサイト上でフォトコンテストが開催されるそう。「あなたの身の回りの水と土」をテーマにした写真をフェイスブックやインスタグラム上で募り、選考委員に選ばれたものは会場のひとつである旧二葉中学校に飾られる。しかも、優秀賞にはなんと新潟の米1俵&水1俵が送られる! 芸術祭の開催は同地に冬の渡り鳥が飛来する時期だという10月12日まで。3ヶ月弱もあるからってうかうかしているとすぐ終わっちゃうから、今から予定を立てて、ぜひ足を運んでみて。

「水と土の芸術祭」
期間/7月18日(土)~10月12日(月・祝)
場所/4つの潟及び市内全域
   メインフィールド:鳥屋野潟、福島潟、佐潟、上堰潟
   ベースキャンプ:旧二葉中学校
   サテライト:天寿園、いくとぴあ食花
参加アーティスト/浅葉克己、アトリエ・ワン、アン・グラハム、石川直樹、大岩オスカール、大友良英、ジャウマ・プレンサ、ドットアーキテクツ、日比野克彦、前田哲明、山口晃など
information/水と土の芸術祭2015実行委員会事務局
TEL/025-226-2624

Text:Keisuke Kagiwada

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