U2が来年ワールドツアーを敢行する。19都市で最低2公演づつ行うというその「イノセンス+エクスペリエンス」ツアーは、5月14日にカナダのバンクーバーを皮切りに北米とヨーロッパを回るという。フロントマンのボノ(Bono)は「それぞれの夜が完全に違う感覚を持てるように、そして、イノセンスとエクスペリエンスのコンセプトで楽しんでもらえるようにしようとしているんだ。まだまだ発表が待っているよ」と語る。
ロンドンのO2アリーナとロサンゼルスのフォーラム、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンを含む屋内アリーナで10年以上ぶりに公演することになるU2は、「今までにない新しい」ショーをしたいと考えているようだ。
グローバル・ツアリング社長であり、グローバル・ミュージックの会長も務めるアーサー・フォーゲル(Arthur Fogel)氏は「U2のツアーへの期待は、常に大きなもので、そうあるべきものです。記録的な成功を収めた360°ツアーをした後で、U2がさらに新しいことする存在になりたいということに感激しています。今回は、さらに、徹底的なものになるでしょう」と話した。
そんな「イノセンス+エクスペリエンス」ツアーのチケットは、ファンクラブのメンバーに12月4日(木)から6日(土)まで選考発売され、8日(月)から一般へと発売される予定だ。