クロエがスタジオ・ヴォルテールと提携して現代美術を支援 | Numero TOKYO
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クロエがスタジオ・ヴォルテールと提携して現代美術を支援

クロエ(Chloé)が現代美術を支援するためにスタジオ・ヴォルテールと提携した。クロエは創立20周年を記念して、アート系のチャリティ団体であるスタジオ・ヴォルテールと提携し、3人の現代アーティストと3つのアイテムをデザインするコラボプロジェクトを行った。クロエはジェニー・サヴィリー(Jenny Saville)、カレン・キリムニック(Karen Kilimnik)、カオ・フェイ(Cao Fei)とタッグを組み、それぞれスカーフ、ショートパンツとトップ、ドレスを制作し、それらのアイテムはロンドンのポップアップ・ストア、もしくはネッタポルテ(NET-A-PORTER.COM)のオンラインショップで購入可能だ。   クロエのクリエイティブ・ディレクターであるクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)はデイリー・テレグラフ紙に「スタジオ・ヴォルテールについては2002年に古い友人がそこに関わることになってから知っています。ですから、コラボするタイミングを待っていたようなものです」「作品の中で本物の女らしさを表現しているジェニー・サヴィリー、カレン・キリムニック、カオ・フェイという3人の女性と共に仕事することにしました」と話す。   フェイの場合は通常インスタレーション、舞台、映画、写真、デジタルプロジェクトなどの媒体を通して表現活動を行っているため、ファッションとのコラボは最も難しく、フェイは洋服をデザインするというよりも、書いたストーリーを「クロエ・リゾート」コレクションのドレスの内側にあるラベルにプリントするという形で参加したようだ。ケラー氏は「このプロジェクトに感情的で、詩的で、ドラマティックなものをもたらしたかったのです」とコメントする。   スタジオ・ヴォルテールは1994年に、12人のアーティストによってロンドン南西部にある使用されていない路面電車を拠点にして設立された。以来、初めての個展を支援するために、一つのスタジオ内にいる45人の現代美術アーティストを支援するチャリティ団体として活動している。
 
Photo:Bangshowbiz

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