ウディ・アレンとヴァネッサ・パラディを迎えた、冴えないジゴロの心温まるロマンス | Numero TOKYO
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ウディ・アレンとヴァネッサ・パラディを迎えた、冴えないジゴロの心温まるロマンス

ニューヨークを舞台にした小粋でコミカル、そしてちょっぴり切ない大人向けのラブストーリーが誕生した。監督・脚本、そしてなんと名監督ウディ・アレンとともに主演を務めたのは、個性派俳優で監督業も順調なジョン・タトゥーロ。彼の脚本をいたく気に入ったアレンは本作への出演を快諾、シニカルでウィットに富んだ“ウディ・アレン節”を惜しげなく披露してくれる。


一般的には「ジゴロ=色男」のイメージだが、この物語に登場するジゴロはずいぶんとユニーク。いい歳をして花屋でアルバイトをするフィオラヴァンテ(ジョン・タトゥーロ)は、本屋を潰してしまった友人・マレー(ウディ・アレン)の口車に乗せられ、「ヴァージル&ボンゴ」の名で男娼ビジネスを始めることに。このコンビのやりとりがなんとも可笑しいだけでなく、彼らを取り巻く女性たちも実に魅力的。厳格なユダヤ教徒の未亡人・アヴィガル(ヴァネッサ・パラディ)や、フィオラヴァンテの最初の客であるリッチな女医・パーカー(シャロン・ストーン)をはじめ、さまざまなバックグラウンドを持つ女性たちがスクリーンに花を添えている。やがて惹かれ合うアヴィガルとフィオラヴァンテだが、厳しい戒律という壁を前に二人はどんな選択をするのか?そして、アヴィガルのなんだか不自然なヘアスタイルの秘密とは?大人の恋のゆくえをスクリーンで見届けてほしい。

7月11日よりTOHOシネマズ シャンテ他全国順次ロードショー
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information
『ジゴロ・イン・ニューヨーク』公式サイト http://gigolo.gaga.ne.jp/
twitter https://twitter.com/gigolomovie
facebook https://www.facebook.com/moviegigolo

 

Text:Misho Matsue

 

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