Fashion / Post
アートとファッションが出合うとき。EACH x OTHER が示すクリエイションの可能性
──EACH x OTHERの今後の展望は?
Jenny:「クリエイティブ コミュニティ」として、様々なクリエイターが自由に活動できる環境をつくること。クリエイターは常に独りで作品を創造しているけれど、クリエイティブコミュニティでは、創作段階からお互いの作品についてフィードバックをすぐに得られたり、アイデアについてお互いの意見を交え合いながら高めていくことができる。アーティストにとっても、新しい形の創造活動の拠点となると思います。
──今後日本のクリエイターがEACH x OTHERに参加する可能性も?
Jenny:もちろんです!今ちょうどリサーチ中なんです(笑)。
今季で3シーズン目を迎えるEACH x OTHERは、すでに世界中のトップバイヤーに高い評価を得ている。コレット、ギャラリーラファイエット、バーニーズ ニューヨーク、セルフリッジといったショップでシーズン立ち上がりにはイベントを開催するほか、イスタンブールのビエンナーレ、カンヌ映画祭、マイアミのアートバーゼルなどといった世界中のアートイベントにも出展を予定している。まさにアートとファッションのボーダーが取り外された今、どんなクリエイターから発せられるメッセージを選び、身にまとうべきなのか、人々はもう一度立ち返える時機なのかもしれない。
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