アートとファッションが出合うとき。EACH x OTHER が示すクリエイションの可能性 | Numero TOKYO - Part 2
Fashion / Post

アートとファッションが出合うとき。EACH x OTHER が示すクリエイションの可能性

──実際にコラボレートするクリエイターとどのようなプロセスでコレクションをつくっていくのでしょう?   Jenny:シーズン毎にTシャツやジャケット、タキシードスーツといったなかから特定の型(私たちはこれを「キャンバス」と呼んでいます)、色、素材を選んでもらいます。さらにそれぞれのクリエイターの作品のモチーフをプリントや刺繍など様々な手法で施していきます。例えばRobertのコレクションには、彼の詩がジャケットの襟の裏側や、コートのライニングに施されていたり、Yi Zhouのデザインによるジャケットには、彼女の映像作品をモチーフにした3Dアニメーションが取り入れられたり。この行程にはクリエイターそれぞれのクリエイティビティが発揮されるので、毎回どんなデザインに仕上がるのか楽しみですね。
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──毎シーズン、どのようにクリエイターをピックアップするのでしょうか?   Jenny: 基本的には彼らが発表している作品をベースに選びます。毎シーズン、フォトグラファー、彫刻家、アニメーションアーティストといった感じに、全体のコレクションのバランスを考えてクリエイターをピックアップします。また多様な文化を取り入れたいので、なるべく異なる国の出身のクリエイターにオファーするようにしています。
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