本当の私デビュー&惚れさせ必至! 女子が輝く、謎の“祭りファッション”とは? | Numero TOKYO - Part 3
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本当の私デビュー&惚れさせ必至! 女子が輝く、謎の“祭りファッション”とは?


Illustration: 佐々木香菜子(BUILDING)
 

──なるほど、その町ごとにルールがあるんですね。それはちょっと、敷居が高いかも……。
 
丸若「そんなことはないですよ。男性でもそうですが、もしかしたら女性のほうが、よりフレンドリーにもてなしてもらえるかも。そうやって仲良くなった人たちが、いざお祭りとなると見間違えるほど頼もしく、輝いて見える。とくに袢纏姿の女性というのは、これまたカッコいいものです。ずばり、惚れさせ要素が満載のスタイルだと思います!」
 
──確かに、どんな人もクールな印象に変身できるわけだから、ちょっとツンデレ感もありますよね!
 
丸若「お祭り男たちはみんな男気ある連中ですから、きっと優しくしてくれるでしょう。そんな男たちとお神輿を担いで、その後に乾杯! これに勝るものはありません。非日常の空気に包まれて過ごす、肉食系男子とのアツいひととき。想い出に残ること間違いなしです」
 
──友達が「お祭りで本当の自分が目覚めた」って言ってたんですけど、あれはそういうことだったのか……! でもそもそもこういう服って、いったいどこで手に入れればいいんでしょう?
 
丸若「じつは丸若屋では、新しいお祭り衣装の提案もしています。お神輿や太鼓などお祭り道具の由緒あるメーカー『宮本卯之助商店(みやもとうのすけしょうてん)』の別注で、お祭り衣装の名門『江戸一』製の鯉口シャツの制作に関わらせていただきました。(※3)。宮本卯之助商店にはオンラインショップもありますし、お店に行けばいろいろ相談に乗ってくれて、試着もできますよ(※4)」
 

なるほど、よくわかりました!
……という感じで、長い間、気になっていた“お祭り女子ファッション”の謎が解けました。
Numero TOKYO 7・8月合併号(5/28発売)でも「いまニッポンの祭りがアツイ!」という企画が組まれるくらい、これからはずばり祭りの季節。まさにアゲアゲ気分になってきました! まだ梅雨入り前だけど。
ちなみに筆者は男性ですが、この胸アツな感じを夏に向かってもっともっとたぎらせて、いなせでツンデレな姐さんたちの姿に思う存分、萌えまくりたいと思います。どうもありがとうございました……!

 
追伸
 
大きなお祭りには、下半身ふんどし一丁の男子も多数出没するので、女子的にも大いに目の保養になると思われます。要チェキ☆
 
 
(※1)丸若屋 iPhone5カバー ‘otsuriki’「Collect of Japan」シリーズ #01 INDEN
丸若屋が企画する、オリジナルのiPhone5カバー。レーシングオートバイの名門「モリワキエンジニアリング」の技術を結集したアルミ総削り出しのフレームに、日本の匠の技を使った様々な背面プレートをはめ込むことができる。その第1弾として、鹿革に漆で文様を施す伝統革工芸「印傳(いんでん)」が登場。5月23日に発売を開始した。
HP/http://maru-waka.com/index.php/1/iphone5.html
問い合わせ/info@maru-waka.com
 
(※2)カルティベイト・マイスターズ Web連載企画「匠なる者たち」
丸若屋代表・丸若裕俊が日本全国の“超一流”の職人を訪ね、これからの日本のものづくりを展望するWeb連載企画。「宮本卯之助商店」の職人取材記事もぜひご一読を。
HP/http://www.cultivatemeisters.com/meisters
 
(※3)宮本卯之助商店別注「江戸一 鯉口シャツ」
丸若屋が企画し、祭礼用品の名門「宮本卯之助商店」の別注で実現した、祭り衣装の名門「江戸一」製の鯉口シャツ。洒脱な胸ポケットのデザインが注目を集めること間違いなし。
HP/http://www.miyamoto-unosuke.co.jp/
問い合わせ/uno@miyamoto-unosuke.co.jp
 
(※4)宮本卯之助商店(みやもとうのすけしょうてん)
浅草で御輿(みこし)や太鼓、祭礼具を作り続けて150年の職人集団。宮内庁、国立能楽堂、歌舞伎座をはじめ、全国の神社仏閣からの信頼も厚い。各種祭礼用品のほか、オンラインショップと西浅草店でお祭り衣装を販売中。
住所/東京都台東区西浅草2-1-1 西浅草店
HP/http://www.miyamoto-unosuke.co.jp/
TEL/03-3844-2141
 
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深沢慶太(ふかさわ・けいた)
 
フリー編集者/ライター/『Numéro TOKYO』コントリビューティング・エディター。『STUDIO VOICE』編集部を経てフリーに。『Numéro TOKYO』創刊より編集に参加。雑誌や書籍、Webマガジンなどの編集・執筆、企業企画のコピーライティングやブランディングにも携わる。編集を手がけた書籍に、田名網敬一、篠原有司男ほかアーティストの作品集や、編集者9人のインタビュー集『記憶に残るブック&マガジン』(BNN新社)など。

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