京都のホステルで現代アートを体験
「宿泊できる雑誌」をコンセプトに昨年5月、京都にオープンした町家の多機能スペース「Editorial Haus MAGASINN(マガザンキョウト)」。1月28日よりアート特集「京都で現代アートを買う」が始まった。
「マガザンキョウト」は、2Fの一部を宿泊スペースとし、その他の部分をストアやギャラリーとして一般開放している多機能スペース。季刊誌のように年に何度かの「特集」を組み、その度に展示内容等のコンテンツを変えている。
駒沢の書店「SNOW SHOVELING」共同編集による本特集、れもんらいふ代表の千原徹也氏を迎えたデザイン特集に続く、第3回目はクマグスクとの共同編集によるアート特集「京都で現代アートを買う」。詩人・批評家の野口卓海氏企画の「みたりのやりとり」では、松見拓也、九鬼知也、迎英里子の3名が期間代わりでメインスペースを構成するほか、西條茜、岡本秀は1000円から購入できる小作品を展示販売する。
宿泊する人もしない人も、アート好きも普段アートに馴染みがない人も、気鋭の若手アーティストの作品を通して「作品を買う」という行為を身近に感じ、京都のアートシーンの現在をリアルに体感して。
アート特集「京都で現代アートを買う」
会期/2017年1月28日(土)~3月末(予定)
会場/Editorial Haus MAGASINN
住所/京都府京都市上京区中書町685-1
時間/16:00~20:00、日曜14:00~20:00
休館日/宿泊無休、一般公開営業火・水
TEL/075-202-7477
URL/magasinn.xyz
宿泊予約/https://www.airbnb.jp/rooms/12844982
Text:Ai Kiyabu