Culture / Post

NYインディ界ミューズ、シャロン・ヴァン・エッテンがカムバック

NY・ブルックリンを拠点に、2009年『ビコーズ・アイ・ワズ・イン・ラヴ』でデビューして以来、2014年の4作目『アー・ウィー・ゼア』までコンスタントに作品を発表し続けてきたシンガー・ソングライター、シャロン・ヴァン・エッテン(Sharon Van Etten)。近年は表立った音楽活動を控えているかに見えた彼女が、約5年ぶりとなる『リマインド・ミー・トゥモロー(Remind Me Tomorrow)』でカムバックを果たした。

2015年、前作『Are We There』をリリースし、来日公演も含むツアーを終えた彼女は、実に充実した日々を過ごしていた。出産、Netflixのドラマ「The OA」にて女優デビュー、そして大学で心理学を勉強。さらに、『ツインピークス 2017』のエンドロール名物コーナー、ロードハウス「Bang Bang Bar」でライブパフォーマンスも披露。慌ただしいに違いない日々の傍らで新作のために曲を書きためていたのだから、音楽への飽くなき情熱に驚かされる。

そしていよいよ完成した今作の曲たちは、トレードマークであるギターではなくピアノで書かれたもの。グラミー受賞プロデューサーであるジョン・コングルトンの手により、シンセやキーボードの音色もまとったアップビートな楽曲として仕上がった。なお、ステラ・モズガワ(ウォーペイント)、ジョーイ・ワロンカー(アトムス・フォー・ピース)、ジェイミー・スチュアート(シュ・シュ)らが制作に参加している点にも注目したい。

Sharon Van Etten
『Remind Me Tomorrow』

¥2,400(Jagjaguwar/Hostess)
URL/www.sharonvanetten.com/

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Text:Minami Mihama Edit:Masumi Sasaki

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