マドンナも絶賛!新時代ポップ・アイコン、クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズ
フランス、ナント出身のシンガーソングライター、エロイーズ・ルティシエによるソロプロジェクト、クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズ(Christine And The Queens)。マドンナ、ロード、マーク・ロンソンなどが絶賛する彼女の、セカンドアルバム『クリス(Chris)』 が待望のリリース。
2014年に発表したデビューアルバム『Chaleur Humaine』がヨーロッパで高い評価を受けた、シンガーソングライター、エロイーズ・ルティシエによるソロプロジェクト、クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズ(Christine And The Queens)。翌年2015年に、アメリカ進出を果たすと、マドンナ、ロード、マーク・ロンソンなどが絶賛。そんな彼女の4年振りとなるセカンドアルバム『クリス(Chris)』 では、彼女のペルソナである“クリス”が見え隠れする。
アルバム全体を通し、シンセサイザーを多用した80sタッチのエレクトロポップサウンドと伸びやかなヴォーカルをいかんなく発揮。モダンファンクの旗手、デイム・ファンク(Dâm-Funk)を迎えた先行シングル「ガールフレンド(Girlfriend)」では、マイケル・ジャクソンを彷彿とさせるキレのあるダンスを披露している。
近年、エロイーズはアンドロジナスなルックスで、本国フランスをはじめとするファッションシーンにもたびたび登場。また、かねてからパンセクシュアルな立場を表明しており、ジェンダー論からは一定の距離を置きつつも、その言動にもますます注目が集まっている。自信とパワーにみなぎる『クリス』で、彼女ならではのユニークなポップセンスを堪能したい。
Text:Minami Mihama Edit:Masumi Sasaki