疲れると海に行きます。
夏が来る前に花火をしたのは初めてかも知れない。
あっという間に消えてしまうから、写真を撮っていた。
海の中に見えてない世界があって、そこで生きている生き物たちがいて、
深海まで行くとまた不思議な世界が繰り広げられていて……、想像していると
飽きなくて、最近読んだ記事を思い出したりしていた。
地底はどんなに掘ろうとしてもあるところでそれ以上掘られないようになってしまう。
その奥の掘られない地底はどうなっているんだろう?
不思議な話が好きな僕は、地底世界が繰り広げられていることを想像してニヤリとした。
それは、地球とは反対の世界かも。子供が大臣だったりね。
一緒にいた人にそんな事を言ってたら、つまらなさそうな顔をしていた。
当たり前にあるようなものって、不思議だよなとふと思う。
海とかさぁ。
ただ海を見てるだけの人が結構いて自分もその中の1人なんだけど、
何か思いながら見てるわけじゃなくて、意外と何も考えてないものだなぁとか思いながら
海を見てた。それが考えてるって事だったかもとかまた思いながら。
「あれ、なんで一緒にいるんだっけ?」