今年もまた一歳大人になりました!
毎年恒例、星男で開催する宗久バースデーパーティー。
今年は、増田賢一、真珠子による展示「真夏のオフィーリア」のクロージングパーティーと
共に開催します。
またひとつ大人の階段を登った私のお祝いと、二丁目に出現した夢の島「真珠子」への
最後の観光に是非遊びにいらしてください。
7月26日 20時より 飲み放題3000円となります。
大好きなエルナ・フェラガ~モさんのライブもあります。
この日のために真珠子さんが絵を描いてくれました。
感動☆
いい年になりそうです。
ここのところ海で過ごす誕生日が続き、今年も海で過ごしました。
遠く離れた海で泳ぐ人たちが、光にまみれてあまりに綺麗で、
しばらく感動して見とれていたのだけど、
彼らはその事に気づいてないんだろうなぁとふと思い、
近くに寄ってみるとやっぱりその光は近くでは見えなくなってしまうのでした。
遠く離れてみないと、その光を見る事ができない。
そのことが様々な事の暗喩の様に思えました。
近視的に見ている毎日も、遠くから思ってみると
別の気持ちが生まれてくる。毎日は光っているのかも知れないな~と。
海で読んでなかった本を読んでいたら、2008年から自分の中で続いていた疑問の答えとか指針になるような事が続々と出てくるので興奮しました。
酒井健「バタイユ そのパトスとタナトス」
他にも引っかかるところは沢山あったんだけど、
なぜか、文章を写してしまっていたので誕生日の思い出に残しておこう。
「最近になって私は、自分が、音楽なり絵画なり何か芸術作品に感動しているときにはきまってこの透明な展望を前にしているということに気づきはじめた。
怒り、不安、緊張、勇気、喜悦等々、多種多様な感情が現われ出る空間に出会うと私は、軽くなり、動かされる、逆に一様な眺めに出会うと私は、その奥行きのなさ、空間の欠如ぶりに閉口してしまう。生命感が感じられず、こちらの息も詰まってくる。眺めの中に新鮮な大気が流れていないのだ。」
☆この透明とは何かが澄んで見えるということではなく、ある空間に様々な表情のものが自由に現われ息づきだす、そういう自由で多彩な情景のありようのこととのこと。